幻冬舎新書 --
丘山万里子 /著   -- 幻冬舎 -- 2010.1 -- 18cm -- 173p

資料詳細

タイトル ブッダはなぜ女嫌いになったのか
シリーズ名 幻冬舎新書
著者名等 丘山万里子 /著  
出版 幻冬舎 2010.1
大きさ等 18cm 173p
分類 182.8
個人件名 釈迦
注記 文献あり
著者紹介 東京都生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒。同大学助手を経て音楽評論の道に入る。「音楽現代」誌第1回新人評論、新人賞受賞。日本大学文理学部非常勤講師。現代作品における東洋思想を軸に、日本の作曲家論を中心とした評論を展開。著書に「吉田秀和音追いびと」など。
内容紹介 女の出家に最後まで難色を示し続けたブッダ。その徹底した女性への警戒心、恐怖感はどこからきたのか。原始仏教経典を精緻に読み込むことで見えた、生みの母、育ての母、妻との愛に苦悩する、知られざるブッダの姿。
要旨 ブッダとは「悟った人」の意味だが、その悟りへの歩みは、生後間もない息子に「ラーフラ(=邪魔者)」と名付け、妻子を置き去りにして出奔することから始まった。「人とかかわるな、交わるな」と説いたブッダは、「女の究極目標は相手を縛り支配すること」と断じ、女の出家に最後まで難色を示し続けた。ようやく尼僧を許可した後も、女の存在が仏法を駄目にすると愚痴って弟子を悩ませる。この徹底した女性への警戒心、恐怖感はどこからきたのか。原始仏教経典を精緻に読み込むことで見えた、生みの母、育ての母、妻との愛に苦悩する、知られざるブッダの姿。
目次 経典の話;第1章 マーヤー―「まぼろし」という名の母(「まぼろし」という名の母;ブッダの父母の家系―シャカ族とコーリヤ族 ほか);第2章 マハーパジャーパティー―許されざる愛(マハーパジャーパティーはブッダの乳母、養母だったか?;シッダッタと異母弟ナンダの年齢差が語ること ほか);第3章 ヤショーダラー―捨てられた妻(ブッダはなぜ、出家したか―出家か家出か;妃の家系~極悪人デーヴァダッタとのかかわり ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-344-98155-3   4-344-98155-3
書誌番号 1110006177
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110006177

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