バウンダリー叢書 --
岡村和夫 /〔著〕   -- 海鳴社 -- 2010.2 -- 19cm -- 161p

資料詳細

タイトル 分子間力物語
シリーズ名 バウンダリー叢書
著者名等 岡村和夫 /〔著〕  
出版 海鳴社 2010.2
大きさ等 19cm 161p
分類 431.1
件名 分子間力
注記 索引あり
著者紹介 【岡村】1956年山口県生まれ。埼玉大学理工学部卒業後、岡山大学大学院・九州大学大学院進学。日本学術振興会奨励研究員等を経て、88年生化学工業(株)入社。2002年セントルイス大学Pediatric Research Institute長期出張。現在、中央研究所勤務。
内容紹介 表面張力は分子同士に働く弱い作用で、分子間力といわれる。それが身の回りの現象のみならず、生体防御機構で重要な役目をする抗原・抗体にも関係する。そのほか様々な分子間力を、発見の歴史をふまえて紹介する。
要旨 水滴が丸くなり、また、コップの水の上に10円硬貨を浮かべられるのは、ご存知、表面張力のなせるわざである。では、表面張力とは?それは分子どうしに働く弱い作用がその正体であり、分子間力といわれる。それが身の回りの現象のみならず、生体防御機構で重要な役目をする抗原・抗体にも関係してくる。分子が分子を見分けるのである。その他さまざまな分子間力を、発見の歴史をふまえて紹介。
目次 第1章 序論(表面張力;特効薬);第2章 毛管現象と表面張力(ニュートンの時代;クレローとボスコヴィッチの時代;ヤングによる表面張力の定式化;ラプラスによる毛細管現象の定式化);第3章 気体の状態方程式からファン・デル・ワールスの状態方程式へ(ボイル・シャルルの法則;ベルヌーイによる定式化;ファン・デル・ワールスの状態方程式);第4章 分子間力の種(分子間力、その起源;クーロンの法則;分子間力と距離;分子間力を便宜的に分けてみる;電荷の配置による分類;分子間の大きさ);第5章 分子認識化学へ(生体にとって重要な分子間力;遺伝の機構;免疫系;脳神経系;感覚系;酵素反応;なぜ砂糖は甘いのだろうか);付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-87525-265-8   4-87525-265-X
書誌番号 1110010525
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110010525

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中央 書庫 431.1/159 一般書 利用可 - 2044071617 iLisvirtual