予言と遊行の鎌倉新仏教者 -- 日本史リブレット --
佐々木馨 /著   -- 山川出版社 -- 2010.2 -- 21cm -- 94p

資料詳細

タイトル 日蓮と一遍
副書名 予言と遊行の鎌倉新仏教者
シリーズ名 日本史リブレット
著者名等 佐々木馨 /著  
出版 山川出版社 2010.2
大きさ等 21cm 94p
分類 188.92
個人件名 日蓮
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1946年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。専攻、日本中世思想史。現在、北海道教育大学教授。主要著書「中世国家の宗教構造」「アイヌと『日本』」「北海道仏教史の研究」「日蓮とその思想」「日本中世思想の基調」。
内容紹介 多弁に説き続けた日蓮。口を閉ざして乱舞した一遍。宗教的個性の違う2人の宗教者は、蒙古襲来の時代をどのように生き抜いたのか。その様子を国家の関わりや信仰世界の観察を通しながら、リアルに復元する。
要旨 中世人からの「戦争と平和」のメッセージ。前近代戦を決するのは、軍事力と祈祷力であった。この祈祷力を担うのはもちろん、宗教者。十三世紀の蒙古襲来の時代、この祈祷をめぐり三つの歴史絵巻が世を彩った。一つは、天皇と武家の両王権を結んだ西大寺流(叡尊と忍性)による異国調伏の祈祷絵巻。二つは、両王権からも疎んじられてなお多弁に説き続けた日蓮の予言絵巻。三つは、全ての権力も超越し、貝の如く口を閉ざして乱舞した一遍の踊念仏絵巻。
目次 日本人と蒙古襲来;1 二人の歴史環境―中世国家と宗教;2 神祇との出会い―受容と変容;3 仏国土の構築―法華と念仏;4 二つの蒙古襲来―列島の北と南から;仏教の世俗化の果てにみた夢
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-54833-6   4-634-54833-X
書誌番号 1110011106
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110011106

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