戯作とその周縁 --
板坂則子 /著   -- 笠間書院 -- 2010.2 -- 22cm -- 677,32p

資料詳細

タイトル 曲亭馬琴の世界
副書名 戯作とその周縁
著者名等 板坂則子 /著  
出版 笠間書院 2010.2
大きさ等 22cm 677,32p
分類 913.56
個人件名 滝沢馬琴
注記 並列タイトル:The world of Kyokutei Bakin
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1952年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。群馬大学教育学部専任講師、助教授を経て、現在、専修大学文学部教授。専攻:日本近世文学文化。主要論著「馬琴草双紙集」「曲亭馬琴の短編合巻1~14」「草双紙の読者-表象としての読書する女性-」など。
内容紹介 徹底的に文献と向き合い考え抜かれた、骨太の馬琴論。馬琴の目指した「娯楽としての読書」がどのように存在しえたかを考え、読書史の中で馬琴が果たした役割を考察。大衆文化の源泉、馬琴の不思議に迫る1冊。
要旨 現在残されている板本や稿本から創作過程を細かく辿り、そこから馬琴作品に多く見られる手法を探ったり、潜在意識にある発想の型を見出す。そこから馬琴の目指した「娯楽としての読書」がどのように存在しえたかを考え、読書史の中で馬琴が果たした役割を考察する。
目次 第1章 馬琴合巻―化政期合巻と役者似顔絵(化政期合巻の世界―馬琴合巻と役者似顔絵;馬琴著作の稿本に見る「役者」と「役柄」;馬琴合巻における似顔絵使用役者一覧);第2章 馬琴読本―板本と稿本から見た物語の創造(『占夢南柯後記』;『南総里見八犬伝』);第3章 馬琴戯作の原型―想像力の基底と瀧澤家(馬琴戯作における想像力の原型―馬琴と「小夜の中山」伝説;瀧澤家の人々―女性たちをめぐって 「『吾仏の記』から」);第4章 戯作の読者と読書―草双紙と浮世絵(草双紙の読者―婦幼の表すもの;楚満人と馬琴―草双紙におけるヒロイン像の変遷;浮世絵における女性読者像の変遷)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70501-3   4-305-70501-X
書誌番号 1110015203
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110015203

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 913.5/273 一般書 利用可 - 2044150738 iLisvirtual