東アジア近代科学啓蒙思想の黎明 --
周程 /著   -- 東京大学出版会 -- 2010.3 -- 22cm -- 400,8p

資料詳細

タイトル 福澤諭吉と陳独秀
副書名 東アジア近代科学啓蒙思想の黎明
著者名等 周程 /著  
出版 東京大学出版会 2010.3
大きさ等 22cm 400,8p
分類 289.1
個人件名 福沢諭吉
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年中国生まれ。上海水産大学機械工学を学んだ後、清華大学大学院で政治哲学を修め、93年東京大学大学院で科学史を修学するために来日、2003年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。北京大学科学と社会研究センター副教授を経て、現在、早稲田大学孔子学院副院長等。
内容紹介 東アジアの近代科学に焦点をあてた啓蒙思想はどう形成されたのか。福澤諭吉と陳独秀を対比し、科学啓蒙思想の展開を明らかにする。東アジア総体のコンテクストから、両者が挑んだ問題を浮き彫りにする画期的な考察。
要旨 日本と中国において近代科学に焦点をあてた啓蒙思想はどのように形成されたのか。明治日本の最大級の啓蒙主義者である福澤諭吉に、中国新文化運動の総司令にして根元的な民主主義思想家であった陳独秀を対置し、両国の科学思想発展の相違を明らかにする。併せて、日中の「科学」の語源についての新知見を提示。
目次 序論 東アジア啓蒙思想史への視角;第1章 福澤諭吉における啓蒙理念の形成;第2章 福澤諭吉の科学啓蒙思想の構造;第3章 福澤諭吉における啓蒙思想の転回と蹉跌;第4章 清朝末期中国における近代社会への思想変動;第5章 陳独秀における「民主」と「科学」;第6章 「科学と人生観論争」と陳独秀;第7章 陳独秀における民主思想の深化と発展;結論 東アジアの未来の「民主」と「科学」
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-016030-8   4-13-016030-3
書誌番号 1110019962
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110019962

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 289/5863 一般書 利用可 - 2040579187 iLisvirtual