当世謳歌と古代憧憬 --
鈴木淳 /著   -- 岩波書店 -- 2010.3 -- 20cm -- 344,15p

資料詳細

タイトル 江戸のみやび
副書名 当世謳歌と古代憧憬
著者名等 鈴木淳 /著  
出版 岩波書店 2010.3
大きさ等 20cm 344,15p
分類 910.25
件名 日本文学-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。國學院大學大学院日本文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、人間文化研究機構国文学研究資料館教授。著書に「近世歌文集」下ほか。
内容紹介 近世後期の江戸において、伝統的な美の規範は、大名から、武家の奥方、文人、庶民に至る幅広い階層の人々に、どのように摂取され広がっていったのか。「みやび」への憧憬を切り口に、斬新な江戸の姿を叙述する。
要旨 近世後期の江戸において、人びとは同時代の文化的繁栄を謳歌する一方で、和歌や絵巻に描かれた古代世界を理想化し、「みやび」へのあこがれを深めていた。大名をはじめ、武家の奥方、文人、庶民に至るまで、伝統的な美の規範はどのように摂取され広がっていったのか。「みやび」への憧憬を切り口に、斬新な江戸のすがたを叙述する。
目次 第1部 「みやび」を担う人々(「みやびを」の誕生―真淵から千蔭へ;上野輪王寺宮の雅事―公遵親王と文人パトロネージ;松平定信の絵巻物フェティシズム―帝王学としての文化振興;打掛のシンボリズム―奥向きの女性たちのコスチューム;隅田川流域の雅事―向島百花園とパフォーマンス);第2部 輻輳する「みやび」イメージ(『江戸名所図会』異聞―江戸のトポグラフィー;北斎絵入り狂歌春興帖『花の兄』の紹介と翻刻―狂歌連とプライベート出板;鍬形〓(けい)斎画「隅田川楳屋図」を読む―向島百花園再見;高尾太夫図と遊女花扇の賛―演出される「みやび」;渡海石版『絵本鴬宿梅』―絵手本の中の「みやび」);みやびの在処―結語に代えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-022282-2   4-00-022282-1
書誌番号 1110023835
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110023835

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