「後期クイーン的問題」をめぐって -- 北海道大学大学院文学研究科研究叢書 --
諸岡卓真 /著   -- 北海道大学出版会 -- 2010.3 -- 22cm -- 239,4p

資料詳細

タイトル 現代本格ミステリの研究
副書名 「後期クイーン的問題」をめぐって
シリーズ名 北海道大学大学院文学研究科研究叢書
著者名等 諸岡卓真 /著  
出版 北海道大学出版会 2010.3
大きさ等 22cm 239,4p
分類 910.26
件名 推理小説(日本)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1977年福島県生まれ。2008年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、北海道大学大学院文学研究科専門研究員、藤女子大学ほか非常勤講師。専門:ミステリ論、テレビゲーム論。論文等:共著に「幻想文学、近代の魔界へ」等。
内容紹介 “探偵はどんなに論理的に推理を行ったところで、唯一絶対の真実には到達できない”“完全な本格ミステリは存在しない”という「後期クイーン的問題」を軸に、個々の作品を分析。現代ミステリの初の本格的研究。
要旨 1980年代後半に劇的な復活を遂げ現在に至るまで様々なメディアで人気を博している本格ミステリ。小説とゲームを読み解きながら謎解きの(不)可能性をめぐって繰り広げられたその具体的展開を追う。
目次 序章 「後期クイーン的問題」をめぐって;第1章 多層化する境界線―氷川透『人魚とミノタウロス』論;第2章 本格ミステリ殺人事件―麻耶雄嵩『翼ある闇』論;第3章 九〇年代本格ミステリの延命策;第4章 置き去りの推理―『逆転裁判』編;第5章 並立の推理―『逆転裁判2』論;第6章 操りという幻想―西澤保彦『神のロジック 人間のマジック』論;第7章 現代本格ミステリのアポリア;終章 本研究の成果と課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-8329-6732-8   4-8329-6732-0
書誌番号 1110029558
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110029558

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.26 一般書 利用可 - 2044374873 iLisvirtual