ニュー・リベラリズムの展開 --
姫野順一 /著   -- 昭和堂 -- 2010.6 -- 22cm -- 295p

資料詳細

タイトル J.A.ホブスン人間福祉の経済学
副書名 ニュー・リベラリズムの展開
著者名等 姫野順一 /著  
出版 昭和堂 2010.6
大きさ等 22cm 295p
分類 331.233
個人件名 ホブソン,ジョン・アトキンソン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1947年生まれ。九州大学大学院経済学研究科博士課程後期単位取得退学。九州大学経済学部助手、長崎大学教養部講師・助教授などを経て、現在、長崎大学環境科学部教授。ケンブリッジ大学クレアーホール終身メンバー。専門は経済思想史、環境経済学、知性史。
内容紹介 経済理論を「人間福祉をめざす不均衝動学の一種」と捉え、普通の人の平等を求めた新自由主義の人間経済学を、同時代の社会改革思想と対比し、その特徴を浮き彫りにする。異端の経済学者・ホブスンの全体像に迫る書。
要旨 経済理論を「人間福祉をめざす不均衡動学の一種」と捉え、「普通の人の平等」を求めた新自由主義の人間経済学を、同時代の社会改革思想と対比し、その特徴を浮き彫りにする。
目次 第1部 「人間福祉の経済学」の形成(不均衡経済構造認識の起源―『産業の生理学』の新自由主義;貧困観の旋回―機械と貧困;「機械生産」と社会的余剰;ラスキン論;「社会経済学」としての人間福祉の経済学―『社会問題』(1901)における有機的社会と進化;国際貿易政策と帝国主義―新自由主義の自由貿易論;政策論としての「帝国主義論」―P.ケイン、P.クラーク論争に寄せて;ジャーナリズムと「異端の経済学者」);第2部 新自由主義の思想形成と政策展開(急進主義の伝統と国家―ジョレミー・ベンサム、J.S.ミル、ウォルター・バジョット;世紀末の自由主義経済学における国家―ヘンリー・シジウィック、アルフレッド・マーシャル・COS;社会進化論の展開―ダーウィン、スペンサー、T.H.ハクスリー、W.H.マロック、J.A.ホブスン;フェビアン協会と集産主義―ウィリアム・クラークとシドニー・ウエッブ;世紀末における新自由主義の形成;ホブハウスの新自由主義―道徳的機会国家の展開;1920年代における「人間福祉の経済学」と経済学批判;「人間福祉の経済学」の展開;ケインズは新自由主義者か―二つの新自由主義;2000年におけるホブスン研究・
ISBN(13)、ISBN 978-4-8122-1002-4   4-8122-1002-X
書誌番号 1110041859
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110041859

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