殺生と肉食 --
中村生雄 /著   -- 吉川弘文館 -- 2010.9 -- 20cm -- 199p

資料詳細

タイトル 日本人の宗教と動物観
副書名 殺生と肉食
著者名等 中村生雄 /著  
出版 吉川弘文館 2010.9
大きさ等 20cm 199p
分類 387
件名 民間信仰-日本 , 動物 , 生けにえ , 肉食
著者紹介 1946年静岡県生まれ。69年京都大学文学部卒。2005年学習院大学文学部教授。10年没。主要編著書「折口信夫の戦後天皇論」「祭祀と供犠」「人と動物の日本史4」。
内容紹介 人は動物を殺し、食べることで、みずからの“いのち”を保っている。日本人がタブー視していた「殺生肉食」という考え方に注目し、仏教と肉食、捕鯨と鯨供養などを分析。自然や動物と日本人との関係を明らかにする。
要旨 人は、動物を殺し、食べることで、みずからの“いのち”を保っている。日本人がタブー視していた「殺生肉食」という考え方に注目し、仏教と肉食、捕鯨と鯨供養などを分析。自然や動物と日本人との関係を明らかにする。
目次 ペット殺し社会、日本(「子猫殺し」の衝撃;ペットをとおして浮かび上がる現代の病理);殺生と肉食―その古代と近代)近代仏教にとっての肉食問題;動物殺しはどのように正当化できるか;宮沢賢治のベジタリアン宣言;仏教にとっての殺生と肉食;殺生禁断令と古代国家;近代に固有の問題として);鯨墓と鯨供養(みすゞの詩で注目された鯨墓・鯨供養;鯨の死に立ち会う鯨捕りの心情;殺生をめぐる二つの態度);オオカミをとおして見る人と自然(日本における“オオカミ問題”;オオカミをめぐる科学的知見;オオカミの表象とオオカミとの交渉;柳田国男のオオカミ論;“オオカミ問題”から読み解くべき課題);狩猟をめぐる文化論(狩猟文化は「日本人のルーツ」?;日本の狩猟は独特か?;日本人の身体観と狩猟;狩猟をめぐる問いのゆくえ);「殺す文化/食べる文化」再考(供養理論を見直す;「ドメスティケイション」の視点;新しい宗教類型論のために)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-08040-8   4-642-08040-6
書誌番号 1110062340
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110062340

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 387 一般書 利用可 - 2044784826 iLisvirtual
磯子 公開 Map 387 一般書 利用可 - 2044886602 iLisvirtual
山内 公開 Map 387 一般書 利用可 - 2044886653 iLisvirtual
都筑 公開 Map 387 一般書 利用可 - 2044897566 iLisvirtual