もうひとつの19世紀フランス宗教史 --
伊達聖伸 /著   -- 勁草書房 -- 2010.11 -- 22cm -- 536,50p

資料詳細

タイトル ライシテ、道徳、宗教学
副書名 もうひとつの19世紀フランス宗教史
著者名等 伊達聖伸 /著  
出版 勁草書房 2010.11
大きさ等 22cm 536,50p
分類 162.35
件名 宗教-フランス-歴史 , 宗教と政治
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1975年仙台生まれ。東京大学文学部卒、同大学院人文社会系研究科博士課程単位修得退学。リール第3大学博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、東北福祉大学専任講師。専門は宗教学、フランス語圏地域研究。訳書に、ジャン・ボベロ「フランスにおける脱宗教性の歴史」等。
内容紹介 19世紀の世俗的道徳と科学的宗教学の成立を再構成し、宗教概念の歴史的変遷を辿り、宗教に還元されない宗教性の行方を追う。本格派の若手による、ライシテの系譜学的人類学。〈受賞情報〉オーギュスト・コント賞,サントリー学芸賞思想・歴史部門(第33回),渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞(第28回)
要旨 近代は宗教衰退の時代ではなく、世俗国家による宗教再編の時代である。思想史・政治哲学・歴史社会学・教育史への越境を試みる「世俗の宗教学」。オーギュスト・コント賞受賞作。
目次 第1部 胚胎期のライシテの道徳と宗教の科学的研究―二重の脱宗教化(一九世紀前半の宗教状況;オーギュスト・コントの宗教史と実証主義的道徳 ほか);第2部 ライシテの道徳の確立と伝播(政治の場における「道徳」と「宗教」;小学校におけるライシテの道徳 ほか);第3部 宗教学の制度化と展開―宗教学の「宗教」概念(宗教学の制度化;宗教学の展開―高等研究院第五部門の場合 ほか);第4部 道徳と宗教の新たな合流点―「宗教のあとの宗教性」(デュルケムの宗教社会学とライシテの道徳;ベルクソン哲学における道徳性と宗教性 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-326-10203-7   4-326-10203-9
書誌番号 1110083779
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110083779

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 162.3 一般書 利用可 - 2045814052 iLisvirtual
公開 Map 162 一般書 利用可 - 2046050781 iLisvirtual