アイデンティティ・伝統・第三世界フェミニズム -- サピエンティア --
ウマ・ナーラーヤン /著, 塩原良和 /監訳, 川端浩平 /訳, 冨澤かな /訳, 濱野健 /訳, 山内由理子 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2010.12 -- 20cm -- 335p

資料詳細

タイトル 文化を転位させる
副書名 アイデンティティ・伝統・第三世界フェミニズム
シリーズ名 サピエンティア
著者名等 ウマ・ナーラーヤン /著, 塩原良和 /監訳, 川端浩平 /訳, 冨澤かな /訳, 濱野健 /訳, 山内由理子 /訳  
出版 法政大学出版局 2010.12
大きさ等 20cm 335p
分類 361.5
件名 文化
注記 Dislocating cultures./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【ナーラーヤン】インド生まれ。現在はニューヨーク州にあるヴァッサー・カレッジ哲学科教授として社会・政治哲学やフェミニスト理論を教えている。
内容紹介 欧米の女性が殴られると家庭内暴力といわれるのに、第三世界の女性が殴られるとなぜ文化のせいにされるのか。インド出身の著者が、自らの体験も交えながら、西洋のステレオタイプな第三世界観に警鐘を鳴らす。
要旨 境界を越えた対話のために。西洋の女性が殴られると家庭内暴力といわれるのに、第三世界の女性が殴られるとなぜ文化のせいにされるのか。
目次 第1章 文化に異議を申し立てる―「西洋化」、自らの文化への敬意、第三世界フェミニストたち(母語で発話し、そして沈黙すること;歴史の重み―植民地主義、ナショナリズム、フェミニズム、「西洋化」 ほか);第2章 「第三世界の伝統」に歴史性と政治性を取り戻すために―「コロニアリスト・スタンス」と現代のサティー論(宣教師の立ち位置の限界性―メアリー・デイリーの「インドのサティー」論における「コロニアリスト・スタンス」;「伝統」としてのサティー―植民地における伝統形成のポリティクス ほか);第3章 クロス・カルチュラルなつながり、越境、そして「文化による死」―インドのダウリー殺人と米国のドメスティック・バイオレンス殺人を考える(フェミニズム運動、国内の文脈、フェミニストの取り組みが「できるまで」;クロス・カルチュラルな理解の試みが「ない」結果 ほか);第4章 鏡の向こうの暗闇―使者・鏡・真の当事者という先入観(第三世界フェミニストと西洋の憂慮―「人類学的視点」との対決;「豊かな文化」による接近と「使者」の立ち位置 ほか);第5章 文化を食べる―編入、アイデンティティ、インド料理(カレーを食べる、インドを食べる;イ・
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-60314-3   4-588-60314-0
書誌番号 1110085458
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110085458

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