関谷一彦 /訳   -- 人文書院 -- 2010.12 -- 20cm -- 235p

資料詳細

タイトル 女哲学者テレーズ
著者名等 関谷一彦 /訳  
出版 人文書院 2010.12
大きさ等 20cm 235p
分類 953
注記 The´re`se philosophe ou me´moires pour servir a` l’histoire du Pe`re Dirrag et de Mademoiselle E´radice./の翻訳
著者紹介 1954年大阪府生まれ。関西大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士後期課程修了。現在関西学院大学教授。専門は18世紀フランス文学、エロティシズム。共著書に「危機を読む-モンテーニュからバルトまで-」など。
内容紹介 哲学議論を重ねながら、性の秘密を知り官能の頂点へと導かれながら、成長を遂げるヒロイン、テレーズ。性描写と哲学的議論が交互にあらわれ、快楽と理性が共存して描かれた、18世紀フランスの反逆と猥褻の書。
要旨 「淫楽と不敬虔を巧みに結び付けている唯一独自な作品」としてサドに影響を与えた本書は、過激な性描写があるとはいえただのポルノ小説ではなく、当時の哲学的思想を反映した宗教、政治への批判的な側面をもつ「リベルタン小説」である。哲学議論を重ねながら、性の秘密を知り官能の頂点へと導かれながら、成長を遂げるヒロイン、テレーズ。性描写と哲学的議論が交互にあらわれ、快楽と理性が共存して描かれた18世紀のベストセラーであり、澁澤龍彦の著作等でも知られる。挿絵21葉および詳細な作品解説を付す。
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-13032-2   4-409-13032-3
書誌番号 1110090330
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1110090330

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