山から始まる文化の衰退 --
石川徹也 /著   -- 彩流社 -- 2011.1 -- 20cm -- 296p

資料詳細

タイトル 山を忘れた日本人
副書名 山から始まる文化の衰退
著者名等 石川徹也 /著  
出版 彩流社 2011.1
大きさ等 20cm 296p
分類 384
件名 山村
注記 文献あり
著者紹介 1963年茨城県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、東京新聞入社。学生時代より国内外の山を旅する。山岳専門誌「岳人」記者などを経て、開発や自然保護の問題を現場に踏み込んだルポを数多く発表。新聞記者。主な著書に「日本の山を殺すな!」など。
内容紹介 山の民俗の起源とその現状を辿る一方、全国の山岳地帯での開発問題の取材や、山に関する先行研究の成果を元に、山と日本人のあるべき姿を論考。ジャーナリスティックかつ民俗学的視点を援用して剔抉する集大成の書。
要旨 日本人の多様な文化は、山から生まれた。しかし、われわれの意識から山は消えようとしている。山の民俗は、戦後のダム開発をはじめとした大規模な開発によって、喪失の危機にある。山の神、山中異界、マタギ、木地師、考古遺跡―。山の民俗の起源とその現状を辿る一方で、全国の山岳地帯での開発問題の取材や山に関する先行研究の成果を元に、ジャーナリスティックかつ民俗学的視点から、山と日本人のあるべき姿を論考した集大成の書。
目次 第1章 山岳地に棲む―原始から現在(旧石器時代の山島―日本列島に人が住む;縄文の山岳観―人はいつから山に住み始めたのか ほか);第2章 山の民俗の起源を求めて(マタギ集落の現在―朝日連峰・小国町五味沢;木地師のふるさと―近江・小椋谷 ほか);第3章 危機に立つ山の民俗―「開発の民俗学」の提唱(はじめに―「開発の民俗学」に関する研究;「開発の民俗学」の定義―先行研究の整理と問題の所在 ほか);第4章 神聖の崩壊と山の開発―山の民俗の喪失と日本人(日本初のエコロジストの山―南方熊楠と神社合祀;山が神聖なる理由 ほか);第5章 山と日本人考(山と日本人に関する考察)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-1574-5   4-7791-1574-4
書誌番号 1111000536
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111000536

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