ラスキンの美学の向こうに --
真屋和子 /著   -- 水声社 -- 2011.2 -- 22cm -- 434p

資料詳細

タイトル プルースト的絵画空間
副書名 ラスキンの美学の向こうに
著者名等 真屋和子 /著  
出版 水声社 2011.2
大きさ等 22cm 434p
分類 950.28
件名 絵画と文学
個人件名 プルースト,マルセル
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 兵庫県生まれ。慶応義塾大学文学部卒、同大学院文学研究科仏文学専攻博士課程単位取得退学。現在、慶応義塾大学文学部および一橋大学非常勤講師。専攻、19~20世紀フランス文学。
内容紹介 印象派の画家がモデルと考えられてきた「失われた時を求めて」の画家エルスチール。ラスキンや同時代の画家と比較しながら、エルスチール=ターナーの新たな説を呈示し、プルーストの芸術観・文学観を明らかにする。
要旨 エルスチールのモデルは、ターナーだった。これまで、モネなど印象派の画家をモデルとしていると考えられてきた、『失われた時を求めて』の登場人物エルスチール。プルーストに多大な影響を与えたイギリスの美術批評家ジョン・ラスキンの思想や、同時代のさまざまな画家たちの作品とも比較しながら、エルスチール=ターナーという新たな説を呈示し、プルーストの芸術観・文学観を浮き彫りにする。
目次 プルーストとラスキン―窓・額縁・想像力;プルーストとターナー;プルーストのエルスチール的側面―「反主知主義」をめぐって;プルーストの「フロベールの文体について」に関する一考察;「踊るサロメ」の文体考察―ユイスマンス・フロベール・ワイルド;プルーストの眼―ラスキンとホイッスラーの間で;ホイッスラー、エルスチールの同時代人;プルーストとバーン=ジョーンズ―さんざしの花のかげに;バーン=ジョーンズの花咲く乙女たちのかげに;『失われた時を求めて』におけるマネの“オランピア”;「一着の服を仕立てるように」―プルーストの書物;『ヴェネツィアの石』にプルーストを読む―「ゴシックの本質」を中心に
ISBN(13)、ISBN 978-4-89176-822-5   4-89176-822-3
書誌番号 1111013065
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111013065

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