気分障害の包括的理解に向けて --
阿部隆明 /著   -- 金剛出版 -- 2011.4 -- 22cm -- 302p

資料詳細

タイトル 未熟型うつ病と双極スペクトラム
副書名 気分障害の包括的理解に向けて
著者名等 阿部隆明 /著  
出版 金剛出版 2011.4
大きさ等 22cm 302p
分類 493.76
件名 躁うつ病
注記 索引あり
著者紹介 1981年自治医科大学医学部卒。同年より2年間青森県立中央病院で臨床研修。90年自治医科大学大学院博士課程修了。92年同大学精神医学教室助手、93年講師、2006年助教授、08年より自治医科大学医学部教授。著書に「現代の抑うつ」など。
内容紹介 現代うつ病論の金字塔「未熟型うつ病」論考から構築される、うつ病-双極性障害の連続線上としての気分障害論。うつ病・適応障害・双極性障害を気分障害という包括的概念によって同一射程に収める鳥瞰図を与える。
要旨 古典的メランコリー親和型うつ病から遠く離れ、「笠原‐木村分類」(笠原嘉・木村敏)、「逃避型抑うつ」(広瀬徹也)、「ディスチミア親和型うつ病」(樽味伸)、「現代型うつ病」(松浪克文)との対比、ヤンツァーリクの構造力動論を導きの糸にして。現代うつ病論の金字塔「未熟型うつ病」論考から構築される、うつ病‐双極性障害の連続線上としての気分障害論。
目次 第1部 未熟型うつ病;第2部 双極スペクトラム(躁とうつ)(双極スペクトラム(Bipolar spectrum)について;躁状態の精神病理学;うつ病の躁転に関する状況論的考察―開放病棟入院が荷下ろし(Entlastung)の状況を導く可能性について;双極性障害と境界性パーソナリティ障害の鑑別と共存);第3部 うつ病の症状・経過論(うつ病者の語り―うつ病の経過段階と病前人格を踏まえて;うつ病中核群の概念―精神病理学的視点から;うつ病の心気・身体関連症状;気分障害(うつ病)におけるパニック発作の精神病理;うつ病における解離;妄想性うつ病の精神病理学的検討―うつ病妄想の成立条件(病前性格との関連));第4部 現代社会と気分障害(時代による気分障害の病像変化)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1189-9   4-7724-1189-5
書誌番号 1111020533
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111020533

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中央 書庫 493.7/2480 一般書 利用可 - 2046311534 iLisvirtual