床呂郁哉 /編, 河合香吏 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2011.3 -- 23cm -- 381p

資料詳細

タイトル ものの人類学
著者名等 床呂郁哉 /編, 河合香吏 /編  
出版 京都大学学術出版会 2011.3
大きさ等 23cm 381p
分類 389.04
件名 文化人類学
注記 索引あり
著者紹介 【床呂】1965年生まれ。東京大学大学院博士課程中退、学術修士専攻:人類学。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。主な著書・著作に「越境:スールー海域世界から」など。
内容 内容: なぜ「もの」の人類学なのか?   床呂郁哉, 河合香吏著
内容紹介 人を動かすのはものである。人間中心主義を越えた人類社会論は可能か。熟練の逆説、ものの介入、記号的なものの物質性など、斬新な方法・視点と溌剌とした議論で、フェチシズム論、物質文化研究を越える学際的挑戦。
要旨 “モノが主人公”の人類社会論は可能か?熟練の逆説、ものの介入、記号的なものの物質性、アフォーダンス等々―斬新な方法・視点と溌剌とした議論が生み出す鍵概念が、人類学の新しい可能性を示す。
目次 第1部 「もの」の生成・消滅・持続(かたち・言葉・物質性の間―陝北の剪紙が現れるとき;潜むもの、退くもの、表立つもの―会話におけるものと身体の関わり);第2部 「もの」と環境のネクサス(「もの」の御し難さ―養殖真珠をめぐる新たな「ひと/もの」論;土器文化の「生態」分析―粘土から「もの」へ);第3部 「もの」と身体のダイナミクス(土器つくりを知っている―エチオピアの女性土器職人の「手」と技法の継承;男性身体と野性の技法―強精剤をめぐる自然・もの・身体);第4部 「もの」のエージェンシー(仮面が芸能を育む―バリ島のトペン舞踊劇に注目して;「生きる」楽器―スリンの音の変化をめぐって;ものが見せる・ものに魅せられる―インドの占い師がもたらす偶然という「運命」);第5部 新たな「もの」論へ(道具使用行動の起源と人類進化;霊長類世界における「モノ」とその社会性の誕生;身体と環境のインターフェイスとしての家畜―ケニア中北部・サンブルの認識世界;チャムスの蝉時雨―音・環境・身体)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-996-6   4-87698-996-6
書誌番号 1111025577
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111025577

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