生業のエートスから争乱の現在へ -- 東京大学東洋文化研究所研究報告 --
松井健 /著   -- 人文書院 -- 2011.3 -- 22cm -- 682p

資料詳細

タイトル 西南アジアの砂漠文化
副書名 生業のエートスから争乱の現在へ
シリーズ名 東京大学東洋文化研究所研究報告
著者名等 松井健 /著  
出版 人文書院 2011.3
大きさ等 22cm 682p
分類 382.27
件名 民族-アジア(西部) , 民族-アジア(南部)
注記 『東洋文化研究所紀要』別冊
注記 文献あり 索引あり
要旨 三〇年余りのフィールドワークから証される、放牧とナツメヤシ栽培の生業のエートス、資源をめぐるポリティーク、スラームの異端ズィクリー、婚外性関係の処断など、西南アジアの砂漠文化の知られざる諸相とは。アフガニスタン、パキスタン・バルーチスターン―絶えることのない争乱の根源を文化からとく。
目次 第1部 アフガニスタンの遊牧―西南アジアにおける生業のエートス(1)(アフガニスタンのパシュトゥーン遊牧民;家畜群構成と牧畜経営類型―アフガニスタンの牧畜諸集団に関する民族誌的覚書 ほか);第2部 バルーチスターンとラージャスターンのオアシス/乾燥農業―西南アジアにおける生業のエートス(2)(バルーチスターン・マクラーン地方の農業と社会;マクラーニー・バルーチュのヤシ文化 ほか);第3部 パシュトゥーン、バルーチュ対照民族誌(一九世紀アフガニスタン、バルーチスターンの遊牧民;遊牧の二類型とその意味―生業の複合性についての人類学的覚え書き ほか);第4部 歴史的社会的からまりあい(アフガニスタンにおける民族関係;アフガニスタン紛争の文化的要因 ほか);第5部 フロンティアの現在(ズィクリーはムスリムか?―バルーチスターンにおける宗教問題の外延;アフガニスタンという不幸―近代、「前」近代、「反」近代の布置)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-53041-2   4-409-53041-0
書誌番号 1111025817
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111025817

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