法思想史入門 -- 河出ブックス --
長谷部恭男 /著   -- 河出書房新社 -- 2011.8 -- 19cm -- 231,3p

資料詳細

タイトル 法とは何か
副書名 法思想史入門
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 長谷部恭男 /著  
出版 河出書房新社 2011.8
大きさ等 19cm 231,3p
分類 321.2
件名 法律学-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1956年広島県生まれ。東京大学法学部卒。現在、東京大学法学部教授。専門は憲法学。著書に、『権力への懐疑』『憲法学のフロンティア』『憲法と平和を問いなおす』「Interactive憲法」『憲法とは何か』「憲法の理性」「憲法入門」他。
内容紹介 人が生きていく上で、法はどのような働きをするものなのか。先人たちの唱えた法思想の系譜を読み解き、法とともにより善く生きる道を問う。いかに法に従うか、自ら判断するための入門書。「文献解題」付き。
要旨 私たちは、生きていく上で多くのことがらを自分で判断して行動する。一方で、憲法改正や税制から、交通規則や婚姻制度まで、社会全体として答えを出さなくてはならないことがらについては、法に照らして考えようとする。しかし、なぜ法に従うのか。そもそも法とは何なのか。国家の権威や法の力、立法のしくみや民主政の意義について、近代国家成立以降に先人たちが唱えてきた法思想の系譜を読み解きながら、法とともにいかに生きるべきかを問う。法を自らの問題としてとらえ直すことができる、はじめの一冊として最適の書。
目次 法はあなたにとってどういう存在か;第1部 国家はどのように考えられてきたか(何のための国家か;平和と自己防衛を目指す国家―トマス・ホッブズ;個人の権利を保障する国家―ジョン・ロック;自由を保全する国家―ジャン・ジャック・ルソー;永遠に完成しない国家―イヌマエル・カント;人々がともに生きるための立憲主義);第2部 国家と法の結びつきは人々の判断にどう影響するか(法の規範性と強制力―ケルゼンとハート;法と道徳の関係―ハートとドゥオーキン;法が法として機能する条件;法と国家―どちらが先か);第3部 民主的に立法することがなぜよいのか(なぜ多数決か;民主政の過去から学ぶ);法に従う義務はあるか
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62433-4   4-309-62433-2
書誌番号 1111053645
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111053645

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