中国における『文学と革命』 --
長堀祐造 /著   -- 平凡社 -- 2011.9 -- 20cm -- 470p

資料詳細

タイトル 魯迅とトロツキー
副書名 中国における『文学と革命』
著者名等 長堀祐造 /著  
出版 平凡社 2011.9
大きさ等 20cm 470p
分類 920.28
個人件名 魯迅
注記 文献あり 年譜あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1955年埼玉県生まれ。東京大学文学部卒、早稲田大学大学院博士課程中退。現在、慶應義塾大学教授。専攻、中国近現代文学。共著に「魯迅研究の現在」など。
内容紹介 革命下の文学者=魯迅の思想は『文学と革命』の影響下にあった。毛沢東と中国共産党により革命聖人と漢奸とにひきさかれ隠蔽された、魯迅とトロツキーの結びつきを厖大な資料で実証する。
要旨 魯迅はトロツキストをスパイだと言ったのか?“革命の聖人”と“漢奸”とに引き裂かれた魯迅と中国トロツキスト―毛沢東・中共による歴史の隠蔽・歪曲のなかから、魯迅とトロツキーの深い結びつきを、そして革命期の文学をめぐる魯迅の思考を、厖大な資料と証言とによって再建し救済する。
目次 第1部 魯迅におけるトロツキー文芸理論の受容(魯迅「革命人」の成立;魯迅革命文学論とトロツキー著『文学と革命』;魯迅におけるトロツキー文芸理論の意義―同伴者魯迅;一九二八~一九三二年期の魯迅のトロツキー観と革命文学論;魯迅におけるトロツキー観の転回試論―魯迅と瞿秋白;『文学と革命』中国語訳の諸問題);第2部 「トロツキー派に答える手紙」をめぐる諸問題(「トロツキー派に答える手紙」をめぐる諸問題);第3部 毛沢東文芸路線とトロツキー文芸理論(毛沢東「文芸講話」とレーニン「党の組織と党の文学」翻訳問題―延安整風と王実味;魯迅と富田事変―毛沢東のAB団粛清と魯迅の不安;永久革命者の悲哀―「もし魯迅が生きていたら」論争覚書)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-48218-8   4-582-48218-X
書誌番号 1111065404
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111065404

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