核なき世界への道筋 --
梅林宏道 /著   -- 岩波書店 -- 2011.9 -- 19cm -- 179,21p

資料詳細

タイトル 非核兵器地帯
副書名 核なき世界への道筋
著者名等 梅林宏道 /著  
出版 岩波書店 2011.9
大きさ等 19cm 179,21p
分類 319.8
件名 原子核兵器 , 核拡散防止
注記 文献あり
著者紹介 1937年兵庫県生まれ。65年東京大学数物系大学院博士課程修了。80年大学教員を辞し、現在は反核平和運動家としてピースデポ特別顧問、核軍縮を目指す国際NGO「中堅国家構想」運営委員などをつとめる。著書に「在日米軍」など。
内容紹介 どうすれば核兵器の呪縛から自由になれるのか。すでに南半球で「核なき世界」が実現され、北半球への拡大が始まっている。日本は、北東アジアで非核兵器地帯を築けるか。第一人者による初の概説書。
要旨 核兵器なき世界に向けた現実的な選択肢、それが非核兵器地帯である。条約により核兵器を持たず、作らず、貯蔵せず、配備も実験もさせない地域―核の脅威から解放された地域が、ラテンアメリカや南太平洋、そしてアフリカと、南半球全体に広がっている。北半球でも非核兵器地帯をつくりだす動きが進められている。旧ソ連の核実験に苦しんだ中央アジア五カ国が核兵器の軛からいちはやく脱した。モンゴルがそれに続いた。「緊急かつ困難」な中東地域でも模索が続く。非核兵器地帯は、冷戦構造が今なお残る北東アジアでこそ、現実化されなければならない。
目次 第1章 非核兵器地帯の現在性(非核兵器地帯とは;九〇年代の息吹=核兵器のない世界 ほか);第2章 既存の非核兵器地帯(前史―大国の思惑;ラテンアメリカ・カリブ地域非核兵器地帯 ほか);第3章 新しい非核兵器地帯への挑戦(モンゴルの非核兵器地位;中東非核兵器地帯 ほか);第4章 北東アジア非核兵器地帯への道(日本の核政策と非核兵器地帯;北朝鮮の初期の核開発 ほか);第5章 平和主義を実践する(共感の広がり;疑問への回答 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024511-1   4-00-024511-2
書誌番号 1111068653
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111068653

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