デカルトとビュフォン氏の見解に関する批判的考察を踏まえた,動物の基本的諸能力を解明する試み -- 叢書・ウニベルシタス --
エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック /〔著〕, 古茂田宏 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2011.11 -- 20cm -- 216p

資料詳細

タイトル 動物論
副書名 デカルトとビュフォン氏の見解に関する批判的考察を踏まえた,動物の基本的諸能力を解明する試み
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 エティエンヌ・ボノ・ド・コンディヤック /〔著〕, 古茂田宏 /訳  
出版 法政大学出版局 2011.11
大きさ等 20cm 216p
分類 135.3
注記 Traite´ des animaux./の翻訳
著者紹介 【コンディヤック】1714年グルノーブル生まれ。サン・シュルピス神学校とソルボンヌ大学で神学を修める。35年哲学の教授資格を、39年上級聖職位を取得し、41年司祭職に就任。デイドロらと交流しながら執筆活動を開始。52年ベルリン王立アカデミー会員に選出。80年死去。
内容紹介 デカルトの動物機械説やビュフォンの人間中心主義を批判し、動物の基本的な諸能力を明らかにした試論。今日の自然観・動物観の基礎を築いた啓蒙思想期の哲学者・コンディヤックによる先駆的な業績を、本邦初訳。
要旨 獣は比較し、判断する…。獣は観念をもち、記憶をもつ。デカルトの動物機械説やビュフォンの人間中心主義を批判し、動物の基本的な諸能力を明らかにして、今日の自然観および動物観の基礎を築いた啓蒙思想期の先駆的業績。本邦初訳。
目次 第1部 デカルトの学説とビュフォン氏の仮説(獣はただの自動人形ではないということ。人はなぜこのような根拠のない説を空想しがちであるのか。;もし獣が感じるとすれば、我々人間のように感じるということ;獣は単なる物質的な存在だという仮説において、ビュフォン氏は、自分が獣に認めた感覚を説明できないということ。;人間以外の動物が純粋に機械的であり、かつ同時に感じうるというこの想定においても、彼らがもし認識能力をもっていないとすれば、自分の自己保存のために気づかうことはできなくなるであろうということ。 ほか);第2部 動物の諸能力の体系(全ての動物に共通する習慣の形成について;動物における認識の体系;同一種に属する諸個体は、その種において互いに摸倣しようとする傾向が低ければ低いほど、より斉一的な仕方で行動するということ。それゆえ、人類が個体間でこれほど異なっているのは、もっぱら、人類が全ての動物の中で最も真似をしあう傾向を強くもっているという理由からであるということ。;動物の言語 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-00966-2   4-588-00966-4
書誌番号 1111077261
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111077261

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中央 書庫 135.3/80 一般書 利用可 - 2047233731 iLisvirtual
公開 Map 135 一般書 利用可 - 2047267733 iLisvirtual