助川幸逸郎 /著   -- プレジデント社 -- 2011.11 -- 19cm -- 263p

資料詳細

タイトル 光源氏になってはいけない
著者名等 助川幸逸郎 /著  
出版 プレジデント社 2011.11
大きさ等 19cm 263p
分類 913.36
個人件名 紫式部
注記 文献あり
著者紹介 1967年生まれ。早稲田大学教育学部卒、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、横浜市立大学のほか、早稲田大学、東海大学、日本大学、立正大学、東京理科大学などで非常勤講師を務める。専門は日本文学だが、アイドル論やファッション史など、幅広いテーマで授業や講演を行う。
内容紹介 女たらし、回避依存症、官僚体質…。源氏物語は、「なってはいけない」大人の事例集。平安時代の話なのに、平成の日常にも役立つ。紫式部が苦しみと引きかえに手にした叡智、古典文学の底力を今に伝える本。
要旨 『源氏物語』は、「脇目もふらずがんばることが、成功の近道とはいえない状況」「プラスにプラスをかさねることが、最後の勝利にむすびつかない社会」を生きぬく知恵に溢れています。紫式部が苦しみと引きかえに手にした叡智を、現代社会のなかで苦闘する人びとに広くとどけたい―。そんな願いから、本書は書かれました。
目次 もてないやつほどよく語る(雨夜の品定め);女性を幸福にできない「回避依存症」の男(なぜ夕顔は死んだのか);「わざと軽く見られる」という知恵(恋愛マニアを手玉にとる源典侍);イケてた人ほど「イタイ人」になる?(中年になった光源氏の悲哀);覚悟のない人間がリーダーになったら(桐壷帝の悲劇);優等生が策略家に変わるとき(じつは腹黒い藤壷);消化試合こそ人生の岐路と思え(明石入道の深謀遠慮);光源氏と「ジャイアンツの論理」(朱雀帝の逆転ホームラン);官僚体質がもたらす家族崩壊のワナ(父に似ぬ堅物、夕霧の誤算);社長にするなら長女、妻にするなら次女(大君はなぜ女子力をうしなったか)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-8334-1984-0   4-8334-1984-X
書誌番号 1111079934
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111079934

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