中央銀行に出来ることは何か --
湯本雅士 /著   -- 岩波書店 -- 2011.12 -- 20cm -- 263,18p

資料詳細

タイトル デフレ下の金融・財政・為替政策
副書名 中央銀行に出来ることは何か
著者名等 湯本雅士 /著  
出版 岩波書店 2011.12
大きさ等 20cm 263,18p
分類 338.3
件名 金融政策 , 財政政策 , 為替政策
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1937年生まれ。60年東京大学法学部卒、日本銀行入行。IMF出向後、日本銀行の国際金融・政策関連部局等を経て、91年より東京証券取引所に勤務。99年杏林大学社会科学部・同大学院国際協力研究科教授、2003年同客員教授。10年より同大学講師。
内容紹介 20世紀末からの日本の経験、リーマンショック以降のアメリカの状況を踏まえ、そこで採用された「非伝統的な」政策・措置と、それを支える金融理論について分析。そのうえで、中央銀行に出来ることは何かを探る。
要旨 近年の経済危機に対し、日米欧とも財政出動の余力がなく、金融政策への期待はますます高まるばかりである。この本は、二〇世紀末からの日本の経験、リーマンショック以降のアメリカ、EUの状況を踏まえ、そこで採用された「非伝統的な」政策・措置とそれを支える金融理論について分析し、中央銀行に出来ることは何かを探る。
目次 第1章 経済情勢の変化と政策対応(ジャクソンホール・シンポジウム再訪;FRBの政策対応;日本銀行の政策対応;BOE・ECBの政策対応;いわゆる廊下(corridor)について);第2章 ゼロ金利下の金融政策(「伝統的」金融理論からニュー・ケインジアン理論体系へ;ゼロ金利下の金融政策―理論的裏付け;為替政策の有効性);第3章 金融政策と財政政策(日米財政ポジションの現状;大震災後の財政措置と財源の模索;「金融政策の財政化」と「財政政策の金融化」);第4章 中央銀行のコミュニケーション戦略(政策運営の透明化の進展;インフレターゲット論再考);第5章 何をなすべきか?(長期デフレの真の原因;金融面の対応;財政面の対応)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024035-2   4-00-024035-8
書誌番号 1111092781
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1111092781

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