第三共和政期の国籍・市民権・参政権 --
松沼美穂 /著   -- 法政大学出版局 -- 2012.1 -- 22cm -- 174,93p

資料詳細

タイトル 植民地の〈フランス人〉
副書名 第三共和政期の国籍・市民権・参政権
著者名等 松沼美穂 /著  
出版 法政大学出版局 2012.1
大きさ等 22cm 174,93p
分類 235.068
件名 フランス-歴史-近代 , 植民地-フランス
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 2003年東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。福岡女子大学文学部准教授を経て、現在群馬大学教育学部准教授。著書に「帝国とプロパガンダ-ヴィシー政権期フランスと植民地」ほか。
内容紹介 民主主義と人権の共和国はいかに自他を差別化し、不平等な他民族支配を正当化しえたのか。人種や慣習を異にする多様な現地住民の帝国への「包摂と排除」のメカニズムを、法制度的観点から明らかにした画期的研究。
要旨 十九世紀末以降、世界第二の植民地帝国を形成したフランス。民主主義と人権の共和国はいかに自他を差別化し、不平等な他民族支配を正当化しえたのか。文明化の使命による「同化」という定説に切り込み、各植民地をめぐる膨大な行政関連文献を博捜することで、人種や慣習を異にする多様な現地住民の帝国への「包摂と排除」のメカニズムを法制度的観点から明らかにした画期的研究。
目次 第1章 市民と臣民―植民地における二種類のフランス人;第2章 フランス植民地主義における「同化」;第3章 インド所領―共和国の普遍主義のなかの文化的固有性;第4章 セネガル四都市―ディアニュ法の役割;第5章 アルジェリア―宗教と市民権;第6章 血統と文化によるフランス人種―混血の分類;第7章 「アジア人」から「ヨーロッパ人」へ―フランス領インドシナにおける日本人の法・行政的処遇
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-37710-5   4-588-37710-8
書誌番号 1112004234
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112004234

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