物語・発生史・系譜学 --
須藤訓任 /著   -- 大阪大学出版会 -- 2011.12 -- 22cm -- 431p

資料詳細

タイトル ニーチェの歴史思想
副書名 物語・発生史・系譜学
著者名等 須藤訓任 /著  
出版 大阪大学出版会 2011.12
大きさ等 22cm 431p
分類 134.9
個人件名 ニーチェ,フリードリヒ・ヴィルヘルム
注記 索引あり
著者紹介 1955年弘前市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。大谷大学専任講師・助教授・教授をへて2004年より大阪大学大学院文学研究科教授。専門:西洋近現代哲学。著書「ニーチェ永劫回帰という迷宮」など。
内容紹介 ニーチェの全著作を、膨大な遺稿群も含めて隅々まで踏破。ニーチェ思想のたどり着いた「偶然としての歴史」の方法論と射程の全貌を、大胆な理論構成と緻密なテクスト読解によって描きつくす。
要旨 若き日の問題作『悲劇の誕生』から最晩年の『道徳の系譜学』や『ヴァーグナーの場合』まで、ニーチェの全著作を膨大な遺稿群も含めて隅々まで踏破し、ニーチェ思想のたどり着いた「偶然としての歴史」の方法論と射程の全貌を、大胆な理論構成と緻密なテクスト読解によって描きつくす。
目次 序文 歴史思想家としてのニーチェ;第1章 物語としての歴史―『悲劇の誕生』の思想圏;第2章 問題群としての「生に対する歴史の利と害について」;第3章 「思考の発生史」と「習俗の倫理」、「よきヨーロッパ人」;第4章 認識者の系譜学―「時代」という名の自己;第5章 「歴史精神」とは何か―ニーチェとマッハ;第6章 同時代の「根源」へ―『ヴァーグナーの場合』を読む;補論1 「転移」としての言語―初期ニーチェの場合;補論2 ニーチェの「正義」論再考―「力への意志」の尺度をめぐって;補論3 ニーチェの「経済」思想―アヴェナリウス‐マッハによる「あとからの影響」;補論4 ヘーゲルとニーチェ―歴史をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-87259-389-1   4-87259-389-8
書誌番号 1112004330
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112004330

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