西本昌弘 /著   -- 吉川弘文館 -- 2012.2 -- 22cm -- 356,11p

資料詳細

タイトル 日本古代の年中行事書と新史料
著者名等 西本昌弘 /著  
出版 吉川弘文館 2012.2
大きさ等 22cm 356,11p
分類 386.1
件名 年中行事-日本-歴史-古代 , 儀式典例
注記 索引あり
著者紹介 1955年大阪市生まれ。87年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、宮内庁書陵部主任研究官を経て、現在、関西大学文学部教授。主要編著・論文「日本古代儀礼成立史の研究」「日本古代の王宮と儀礼」「新撰年中行事」。
内容紹介 古代の政治・文化史の解明には、儀式・年中行事書の分析が不可欠。本書では、東山御文庫蔵の藤原行成編纂「新撰年中行事」など、近年の調査により発見された書物・逸文を多数紹介。新たな論点を提示する。
要旨 古代の政治・文化史の解明には、儀式・年中行事書の分析が不可欠である。近年の調査により、禁裏文庫を継承する東山御文庫蔵の藤原行政編纂『新撰年中行事』や、宮内庁書陵部蔵の九条家本『神今食次第』など新史料の存在が明らかになってきた。その他にも発見された書物・逸文を多数紹介し、詳細に検討。史料的制約の多い古代史研究に新地平を拓く労作。
目次 古代史研究と新史料―東山御文庫本と九条家本を中心に;第1部 藤原行成の年中行事書と新史料(東山御文庫所蔵の二冊本『年中行事』について―伝存していた藤原行成の『新撰年中行事』;「蔵人式」と「蔵人所例」の再検討―『新撰年中行事』所引の「蔵人式」新出逸文をめぐって;「官曹事類」「弘仁式」「貞観式」などの新出逸文―『新撰年中行事』に引かれる新史料;広橋家旧蔵本『叙除拾要』について―藤原行成の除目書と思われる写本;東山御文庫本『日中行事』について);第2部 古代の儀式書・年中行事書と新史料(九条家本『神今食次第』所引の「内裏式」逸文について―神今食祭の意義と皇后助祭の内実;九条家本『神今食次第』にみえる「清涼御記」逸文―「清涼記」の成立年代と「新儀式」との異同;九条家本『神今食次第』所引の「西記」と「二代御記」―行幸時の鈴印携行とも関わる新史料;『北山抄』巻十の錯簡とその復元―稿本と前田本の相違点を手がかりに;『江家年中行事』と『年中行事秘抄』―大江匡房原撰本の展開過程)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-02489-1   4-642-02489-1
書誌番号 1112006521
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112006521

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