集英社新書 --
萱野稔人 /著, 神里達博 /著   -- 集英社 -- 2012.2 -- 18cm -- 197p

資料詳細

タイトル 没落する文明
シリーズ名 集英社新書
著者名等 萱野稔人 /著, 神里達博 /著  
出版 集英社 2012.2
大きさ等 18cm 197p
分類 304
注記 文献あり
著者紹介 【萱野】1970年生まれ。パリ第10大学大学院博士課程哲学科修了。津田塾大学国際関係学科准教授。おもな著書に「国家とはなにか」「超マクロ展望世界経済の真実」など。
内容紹介 3.11で我々に突きつけられたのは文明の限界だ。技術によって自然を管理するには限界があり、終わりなき成長はないと露呈した。文明の壁に、他国より先にぶつかった日本の描くべき国力像とは。
要旨 3.11で我々に突きつけられたのは、文明の限界である。人間がテクノロジーによって自然を飼いならし、開拓し続けることには限界があり、終わりなき成長は夢でしかないと露呈した。早晩、世界が直面するであろう文明の壁に真っ先にぶつかった日本。国家と資本主義の構造を原理的に問い直してきた哲学者と、リスクと社会の相互作用を論じてきた科学史家が、天災・テクノロジー・エネルギー・経済成長の関係を人類史的に読解しながら、日本が描くべき新しい時代へのヴィジョンを提示する。
目次 第1章 天災が日本人をつくってきた(存在論としての3.11;地震のない時期に発展してきた日本 ほか);第2章 テクノロジー・権力・リスク(テクノロジーと農耕の始まり;農耕はアリ地獄? ほか);第3章 テクノロジーはどこへ行くのか(テクノロジーを放棄することはできるのか;技術の問題は技術で解決するしかないのか ほか);第4章 エネルギーと経済のダイナミズム(二つのエネルギー危機;化石エネルギーが経済成長をもたらした ほか);第5章 国力のパラダイム・シフト(徳川期のエネルギー・マネジメント;領国の真の意義とは ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720630-2   4-08-720630-0
書誌番号 1112011288
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112011288

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