カイロ三部作 2 --
ナギーブ・マフフーズ /著, 塙治夫 /訳   -- 国書刊行会 -- 2012.2 -- 23cm -- 477p

資料詳細

タイトル 欲望の裏通り
副書名 カイロ三部作 2
著者名等 ナギーブ・マフフーズ /著, 塙治夫 /訳  
出版 国書刊行会 2012.2
大きさ等 23cm 477p
分類 929.763
注記 付(月報8p)
著者紹介 【マフフーズ】1911~2006年。カイロ生まれ。カイロ大学哲学科卒業後、創作活動に従事。アラブ社会の代表的作家として、1988年にノーベル文学賞に輝く。
内容紹介 アラブ世界初のノーベル賞作家、ナギーブ・マフフーズの代表作「カイロ三部作」の第2部、待望の日本語初訳。エジプトは独立、英国との関係は緊張、アフマド家では愛欲と純愛が交錯。大河小説のクライマックス。〈受賞情報〉日本翻訳出版文化賞(第48回)
要旨 舞台は1924年から27年まで。エジプトは1922年に条件付きで独立。24年の選挙で愛国的なワフド党が大勝し、指導者ザグルールが首相になる。しかしスーダンの統治問題などで英国との関係が緊張、その圧力でザグルールは失脚。アフマドは初老となり、若いザンヌーバを愛人として囲う。男盛りのヤーシーンは、弟ファフミーの恋人であったマルヤムと再婚したものの、ザンヌーバとの浮気が原因で離婚。のちにザンヌーバを妻に迎える。三男カマールは理想を追う青年に成長。親友の姉アーイダにプラトニックな熱愛を捧げる。彼女はカマールの友人と結婚。失意のカマールは小学校の教師となり、酒と女にふける。ザグルールの訃報の夜、アフマド家の次女アーイシャの夫と息子二人がチフスで亡くなる。ザンヌーバがヤーシーンとの子をひっそりと出産しようとしている。
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-05378-7   4-336-05378-2
書誌番号 1112012551
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112012551

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