近代文学研究叢刊 --
田中裕之 /著   -- 和泉書院 -- 2012.3 -- 22cm -- 288p

資料詳細

タイトル 安部公房文学の研究
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 田中裕之 /著  
出版 和泉書院 2012.3
大きさ等 22cm 288p
分類 910.268
個人件名 安部公房
著者紹介 1964年島根県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、梅花女子大学教授。
内容紹介 ノーベル文学賞候補として何度も名前が挙がった日本の近・現代文学を代表する文学者・安部公房。最初期の作品から最晩年の作品まで、徹底した読み込みにより、その独創的な作品世界の成り立ちと意味を解明する。
要旨 ノーベル文学賞候補として何度も名前が挙がった日本の近・現代文学を代表する文学者・安部公房。最初期の作品“真善美社版”『終りし道の標べに』から最晩年の作品『さまざまな父』まで、徹底した読み込みにより、その独創的な作品世界の成り立ちと意味を解明する。
目次 第1部 “真善美社版”『終りし道の標べに』の位相(“真善美社版”『終りし道の標べに』「第一のノート」におけるハイデッガー;“真善美社版”『終りし道の標べに』「第二のノート」と“放蕩息子”の物語(リルケ);“真善美社版”『終りし道の標べに』と神をめぐる思索);第2部 変形譚の世界(『デンドロカカリヤ』論―「植物病」の解明を中心に;『赤い繭』論―リルケとの訣別;『S.カルマ氏の犯罪』論―作家誕生の物語;安部公房とシャミッソー;比喩と変形);第3部 中・後期の文学世界(『砂の女』論―失踪者誕生の物語;『燃えつきた地図』における曖昧さの生成;安部公房作品における不整合;『箱男』論(一)―「箱男」という設定から;『箱男』論(二)―その構造について;“前衛”の衰弱―『さまざまな父』を読む)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0614-2   4-7576-0614-1
書誌番号 1112020154
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112020154

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中央 書庫 910.2/5213 一般書 利用可 - 2048623096 iLisvirtual