アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明論 --
嶋田義仁 /著   -- 岩波書店 -- 2012.9 -- 20cm -- 282p

資料詳細

タイトル 砂漠と文明
副書名 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明論
著者名等 嶋田義仁 /著  
出版 岩波書店 2012.9
大きさ等 20cm 282p
分類 204
件名 歴史 , 乾燥地帯
注記 文献あり
著者紹介 1949年生まれ。京都大学文学研究科博士課程修了、フランス社会科学高等研究院博士課程修了。静岡大学人文学部を経て、2000年より名古屋大学大学院文学研究科教授。文化人類学・地域研究・宗教学。著書「異次元交換の政治人類学」など。
内容紹介 砂漠こそ文明の形成地であり、湿潤多雨森林地帯の文明は、その辺境に形成された後発文明ではないか。30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に、従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する。
要旨 主な文明や世界的宗教は、過酷な砂漠に近い乾燥地域、とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた。砂漠こそ文明の形成地であり、ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は、その辺境に形成された後発文明ではないか。30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に、従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する。
目次 1 地球人類学への視座(「完全な人間(Man,Homme)」の思想と地球人類学的人間観;地球人類学の先駆者、和辻哲郎の風土文明論 ほか);2 サハラ文明と黒アフリカ文明(モロッコ紀行―サハラ文明の一大拠点;サハラ文明―交易とオアシスの多部族文化 ほか);3 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域における人間生活の基本構造(アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明;地球上における乾燥地域の分布 ほか);4 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の四類型(牧畜パワーによって支えられたアフロ・ユーラシアのグローバル化運動;アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域の生態学的四類型 ほか);5 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明と人類史(人類の形成と乾燥地域―人間の二足歩行と地球環境の乾燥化;人類の地球上への拡散運動と乾燥地域 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023044-5   4-00-023044-1
書誌番号 1112072151
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112072151

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 204 一般書 利用可 - 2049804213 iLisvirtual