南洋の島々への進出から侵略へ --
平岡昭利 /著   -- 明石書店 -- 2012.11 -- 22cm -- 279p

資料詳細

タイトル アホウドリと「帝国」日本の拡大
副書名 南洋の島々への進出から侵略へ
著者名等 平岡昭利 /著  
出版 明石書店 2012.11
大きさ等 22cm 279p
分類 291
件名 人文地理 , あほうどり
注記 文献あり
著者紹介 1949年広島県生まれ。78年関西大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、下関市立大学経済学部教授。専門、人文地理学・島嶼地域研究。主要著書「離島研究1~4」「離島に吹くあたらしい風」「地図で読み解く日本の地域変貌」。
内容紹介 明治以降にブームとなった無人島探検の目的は、世界市場で売買されるアホウドリであった。この行動は「帝国」日本の領土拡大を導き、太平洋の島々へも進出させた。「アホウドリ史観」という新概念を打ち出した労作。
目次 第1部 アホウドリと日本人の無人島進出(アホウドリを求めて―「南進」への行為目的;マーカス島から南鳥島へ―発見から領有へ;アホウドリと尖閣諸島;羽毛輸出の拡大と鳥資源の減少;幻の中ノ鳥島の発見と領有);第2部 バード・ラッシュと日本人の太平洋進出(グアノ・ラッシュとバード・ラッシュ―太平洋への日米の進出;ミッドウェー諸島の借り入れと主権問題;北西ハワイ諸島における1904年前後の鳥類密猟事件;バード・ラッシュ―鳥類密猟の構図と悲劇);第3部 バード・ラッシュから無人島開拓へ―大東諸島とその後の展開(南大東島の開拓とプランテーション経営―アホウドリからサトウキビへ;北大東島における開拓とその後の展開―サトウキビ農業とリン鉱採掘;ラサ島の領土確定とリン鉱採掘事業);第4部 南洋の島々への進出から侵略へ―アホウドリからグアノ・リン鉱採掘へ(台湾島北部の無人島への日本人の進出―出願文書を中心にして;東沙島への日本人の進出と西澤島事件;南洋群島アンガウル島への武力進出とリン鉱争奪)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-3700-5   4-7503-3700-5
書誌番号 1112084005
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1112084005

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