集英社新書 --
依岡隆児 /著   -- 集英社 -- 2013.1 -- 18cm -- 216p

資料詳細

タイトル ギュンター・グラス「渦中」の文学者
シリーズ名 集英社新書
著者名等 依岡隆児 /著  
出版 集英社 2013.1
大きさ等 18cm 216p
分類 940.28
個人件名 グラス,ギュンター
著者紹介 1961年高知県生まれ。筑波大学第2学群比較文化学類卒。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。徳島大学総合科学部教授を経て、同大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部教授。専門はドイツ文学、比較文学・比較文化学。
内容 著作目録あり 年譜あり
内容紹介 世界を「翻弄」する文学者、日本初の評伝。『ブリキの太鼓』で有名なノーベル賞作家、市民デモにも参加する「行動する作家」、元ナチス親衛隊員…。我々に様々な顔を見せながら、常に渦中にいる大作家の真実に迫る。
要旨 小説『ブリキの太鼓』で世界的に知られる、現代ドイツを代表するノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラス。社会民主主義者であり、政治活動も厭わない「行動する作家」でもあるが、自伝的小説『玉ねぎの皮をむきながら』において、かつてナチスの武装親衛隊員だったことを告白し、全世界に衝撃を与えた。近年もドイツ社会のタブーともいえるイスラエル批判を行い物議をかもすなど、八〇歳を越えてなお世界を「翻弄」し続けている。常に「渦中にいる」この大作家の実像を、気鋭のグラス研究者が明らかにする。
目次 第1章 ふるさとを離れることはない(一九二七年から五〇年);第2章 灰色を愛す(一九五〇年代);第3章 コラボレートする(一九六〇年代、七〇年代);第4章 真実はそのつど、語り直される(一九八〇年代);第5章 喪失は文学の前提である(一九九〇年代);第6章 想起とは恩寵でもあれば、呪いでもある(二一世紀)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720676-0   4-08-720676-9
書誌番号 1113013488
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113013488

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