日本近代文学の経済史 -- 新潮選書 --
山本芳明 /著   -- 新潮社 -- 2013.3 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル カネと文学
副書名 日本近代文学の経済史
シリーズ名 新潮選書
著者名等 山本芳明 /著  
出版 新潮社 2013.3
大きさ等 20cm 286p
分類 910.26
件名 日本文学‐歴史‐近代
著者紹介 1955年千葉県生まれ。86年東京大学大学院博士課程人文科学研究科国語国文学専門課程単位取得退学。学習院大学文学部教授。著書に「文学者はつくられる」、共編に「編年体大正文学全集別巻大正文学年表・年鑑」など。
内容紹介 文学はいつから食える職業になったのか。日記や書簡、随筆に綴られた赤裸な記録をもとに、近代文学の商品価値の変遷を追う。貧乏の代名詞だった作家が社会的地位を獲得し、高額所得者が輩出するまでの苦闘の歴史。
要旨 文学は、いつから食える職業になったのか―。明治時代、文士は貧乏の代名詞だった。日露戦争、二度の世界大戦、世界恐慌という激動の時代に、その状況はどう変化していったのか。痛ましい生活難をしのぎ、出版ビジネスの発展とともに、やがて社会的地位を獲得、ついには億を稼ぐ高額所得者が輩出するまで…。日記や書簡、随筆に綴られた赤裸な記録をもとに、近代文学の商品価値の変遷を追うユニークな試み。
目次 第1章 大正八年、文壇の黄金時代のはじまり(あがる原稿料;売れる単行本 ほか);第2章 文学では食べられない!(作家と報酬との極めて遠い関係;試された啄木の「文学的運命」 ほか);第3章 黄金時代の作家たち(島田清次郎とその時代;島田清次郎の栄光と悲惨 ほか);第4章 円本ブームの光と影(黄金時代の終焉;縮む文学市場 ほか);第5章 文学で食うために(芥川賞制定における文藝春秋社の戦略;それは「純粋小説論」から始まった ほか);第6章 黄金時代、ふたたび(単行本がまた売れ出した;伊藤整『太平洋戦争日記』の経済学 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603724-5   4-10-603724-6
書誌番号 1113036752
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113036752

所蔵

所蔵は 5 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.26 一般書 利用可 - 2064546980 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2050457551 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2050476009 iLisvirtual
磯子 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2050442104 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2050436929 iLisvirtual