講談社選書メチエ --
永井均 /著   -- 講談社 -- 2013.4 -- 19cm -- 294p

資料詳細

タイトル フィリピンBC級戦犯裁判
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 永井均 /著  
出版 講談社 2013.4
大きさ等 19cm 294p
分類 329.67
件名 戦争犯罪 , 太平洋戦争(1941~1945)
著者紹介 1965年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。現在、広島市立大学広島平和研究所准教授。専攻は日本近現代史。主な著書に「フィリピンと対日戦犯裁判」など。
内容紹介 マニラの惨劇と戦犯達の苦悩、そして裁判と恩赦をめぐる、語られざる現代史。日比両国の資料と当事者たちの証言を丹念に検証し、これまで様々に語られてきた戦犯裁判という問題に、実証の光を当てる試み。〈受賞情報〉アジア・太平洋賞特別賞(第25回)
要旨 独立国家として歩み出したフィリピン政府は、戦後の国際状況と対日関係、そして激しい国民の怒りを面に、この裁きに、どのような意義を見出し、困難に直面したか。一五一名の被告は、いかにして裁かれ、獄中を過ごし、そして処刑、恩赦に至ったか。日比両国の数多くの資料と当事者たちの証言を丹念に検証し、これまで様々に語られてきた戦犯裁判という問題に、実証の光を当てる試み。
目次 第1章 フィリピン人の対日感情―一九四五年の原風景(暴力と喪失;フィリピン人の怒り);第2章 独立国家としての挑戦―フィリピンの対日戦犯裁判(フィリピンの戦犯政策;反日感情渦巻く中で;裁判の展開と政策的意味);第3章 モンテンルパの時代―関係性の修復に向けた模索(服役生活の始まり;フィリピン当局の態度;死刑執行;日本人先般を支えた人々);第4章 恩赦―「怒り」と「赦し」の狭間で(冷戦と反日感情の交錯;一九五三年六月、恩赦決定のクロニクル;モンテンルパからの帰国、その後)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258551-4   4-06-258551-0
書誌番号 1113041569
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113041569

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 Map 329 一般書 利用可 - 2050855565 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 329 一般書 利用可 - 2050429817 iLisvirtual