憲法の「現場」からの問いなおし --
中川明 /著   -- 岩波書店 -- 2013.6 -- 22cm -- 332p

資料詳細

タイトル 寛容と人権
副書名 憲法の「現場」からの問いなおし
著者名等 中川明 /著  
出版 岩波書店 2013.6
大きさ等 22cm 332p
分類 323.143
件名 人権
著者紹介 1941年生まれ。64年京都大学法学部卒。68年同大学院法学研究科修士課程修了。70年弁護士。93~95年日本弁護士連合会子どもの権利委員会委員長。97~2002年北海道大学法学部・同大学院法学研究科教授。04~12年明治学院大学大学院法務職研究科教授。
内容 内容: 寛容と人権についての序論的考察 寛容と人権についての序曲 日本人の「同調的伝統」と人権感覚について 国家象徴と寛容をめぐる司法の役割 国籍と人権 問い直される「国籍」 最高裁における弁論要旨 「国籍確認訴訟」の貴重な一歩 国籍をめぐる子どもの権利と外国籍・無国籍の子どもの教育を受ける権利 信教の自由と政教分離原則 死者と私たちをつなぐもの 最高裁大法廷における弁論要旨 逆立ちした「寛容論」 学校における生徒の基本的自由の尊重 内申書裁判の控訴審判決とその問題点 上告理由書 問われた教師の教育評価権 教育を受ける権利の中での就学義務と親の位置 教育を受ける権利と「義務教育制度」 「日曜日訴訟」の意義 学校・教師と親の関係の問い直し 障害のある子の教育を受ける権利 障害のある子どもの就学について 障害のある子どもの教育を受ける権利について 立憲主義の危機と教育基本法の変質 一法律家から見た教育基本法の「全部改正」問題 教師の道具化の阻止と公教育における「寛容」の実現
内容紹介 教育や子ども、宗教などをめぐって争われた憲法訴訟を多く手がけてきた弁護士による、貴重なドキュメント。「人権」の基底にあって、問題解決のための法的規準となり得る概念としての「寛容」について考察する。
要旨 麹町中学内申書裁判や自衛官合祀拒否訴訟など、教育、子ども、宗教、国家シンボルなどをめぐって内心の自由や信教・教育の自由が問題となった憲法訴訟を数多く手がけてきた弁護士による貴重なドキュメント。法実践の場において著者が出会い、その重要性に気づかされた概念―「人権」の基底にあって、問題解決のための法的規準となり得る「寛容」について考察する。
目次 1 寛容と人権についての序論的考察;2 国籍と人権;3 信教の自由と政教分離原則;4 学校における生徒の基本的自由の尊重;5 教育を受ける権利の中での就学義務と親の位置;6 障害のある子の教育を受ける権利;7 立憲主義の危機と教育基本法の変質
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025903-3   4-00-025903-2
書誌番号 1113066043
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113066043

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