近代文学研究叢刊 --
鳥井正晴 /編, 宮薗美佳 /編, 荒井真理亜 /編   -- 和泉書院 -- 2013.9 -- 22cm -- 491p

資料詳細

タイトル 『道草』論集 健三のいた風景
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 鳥井正晴 /編, 宮薗美佳 /編, 荒井真理亜 /編  
出版 和泉書院 2013.9
大きさ等 22cm 491p
分類 910.268
件名 道草
個人件名 夏目 漱石
注記 文献あり
著者紹介 【鳥井】相愛大学人文学部教授。著書「明暗評釈第1巻第1章~第44章」ほか。
内容 内容: 『道草』論 否定表現からみる『道草』論 / 木村澄子著 『道草』を書くこと / 佐藤栄作著 『道草』の表現 / 岸元次子著 道草-幼児の記憶 / 小橋孝子著 「道草」小論 / 吉川仁子著 健三の金銭問題をめぐる一考察 / 上總朋子著 健三と島田 / 山本欣司著 『道草』の語り手と健三の内面劇 / 田中邦夫著 夏目漱石『道草』論 / 宮薗美佳著 『道草』が描いた〈家族〉 / 木谷真紀子著 〈裁縫する女〉の図像学 / 北川扶生子著 『道草』論 / 笹田和子著 『道草』の頃 / 長島裕子著 『道草』論の前提 / 鳥井正晴著 『道草』研究史 『道草』の評価をめぐって / 荒井真理亜著 『道草』研究史昭和20年~昭和49年 / 吉川仁子著 『道草』研究史昭和50年~現在 / 宮薗美佳著
内容紹介 健三=漱石の、御住=鏡子夫人の、養父・島田=塩原の、そして係累たちの「人生」の刻印を、余すところなく描いた自伝的小説「道草」に、真っ向から対峙する「道草」論。「道草」研究史と詳細な研究文献目録を付す。
要旨 健三(漱石)の、御住(鏡子夫人)の、養父・島田(塩原)の、そして係累たちの「人生」の刻印を、余すところなく描いた自伝小説『道草』に、真っ向から対峙する『道草』論、14篇を収録する。三者のリレー方式による、同時代から現代に至る「『道草』研究史」・100年のリールを付す。膨大にして詳細な「『道草』研究文献目録」つき。
目次 『道草』論(否定表現からみる『道草』論;『道草』を書くこと;『道草』の表現―換喩及び「彼」の多用について;『道草』―幼時の記憶;「道草」小論―“時間の守銭奴”の“道草”;健三の金銭問題をめぐる一考察;健三と島田―「道草」試論;『道草』の語り手と健三の内面劇―「義父の連印依頼」(七十一回~七十九回)の場合;夏目漱石『道草』論―大正自由主義教育運動前夜の時期を背景に;『道草』が描いた“家族”―明治三十年代から大正初頭を視座として;“裁縫する女”の図像学―明治・大正期における裁縫の社会的意味と漱石作品におけるイメージ;『道草』論―旅からの帰還;『道草』の頃―漱石の書簡を手がかりにして;『道草』論の前提―宗教的な、あまりに宗教的な);『道草』研究史(『道草』の評価をめぐって―作品発表当時~昭和二十年;『道草』研究史―昭和二十年~昭和四九年;『道草』研究史―昭和五十年~現在);『道草』研究文献目録
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0676-0   4-7576-0676-1
書誌番号 1113091920
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113091920

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/5993 一般書 利用可 - 2051384116 iLisvirtual