完全版 --
黒川創 /著   -- 河出書房新社 -- 2013.10 -- 20cm -- 427p

資料詳細

タイトル 国境
副書名 完全版
著者名等 黒川創 /著  
出版 河出書房新社 2013.10
大きさ等 20cm 427p
分類 913.6
件名 日本文学‐歴史‐近代 , 植民地‐日本
注記 メタローグ1998年刊の改訂、増補
著者紹介 1961年生まれ。同志社大学文学部卒。作家。10代の頃から「思想の科学」に携わり、鶴見俊輔らとともに編集活動を行う。著書に「明るい夜」など。「かもめの日」で読売文学賞。
内容 内容: 漱石・満州・安重根 漱石が見た東京 居心地の悪い旅のなかから 漱石の幸福感 それでも、人生の船は行く 国境 船迎 川とおしっこ 海と山が交わる町 京都/上海 非中心へ 離郷について 月に近い街にて 輪郭譚 洪水の記憶 風の影 漂流する国境
内容紹介 国と国のあいだに生きる人びとの息づかいの中からだけ見える世界の真実。名作「暗殺者たち」の原型となった歴史的名著を、画期的な漱石論の書き下ろしなどを加えて復活させた決定版。〈受賞情報〉伊藤整文学賞評論部門(第25回)
要旨 名著新生。文学と歴史の「失われた環」が、そこに残っている。漱石が、植民地「満洲」で果たしていた、知られざる使命。鴎外が、「うた」に隠した、戦場での真実と良心の疼き。異国語としての「日本語」を生き、抗った、数多くの作家たち。あくなき資料検証と、深い思索がひらいた、未踏の日本語文学史。
目次 漱石・満洲・安重根―序論に代えて;漱石が見た東京;居心地の悪い旅のなかから;漱石の幸福感;それでも、人生の船は行く;国境;月に近い街にて―植民地朝鮮と日本の文学についての覚え書き;輪郭譚;洪水の記憶;風の影;漂流する国境―しぐさと歌のために
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-02217-8   4-309-02217-0
書誌番号 1113101059
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113101059

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金沢 公開 Map 913.6/ク 一般書 利用可 - 2052371034 iLisvirtual