王朝女性たちの時空と自我・その表象 --
今関敏子 /著   -- 笠間書院 -- 2013.10 -- 22cm -- 431,10p 合計ページ:441

資料詳細

タイトル 仮名日記文学論
副書名 王朝女性たちの時空と自我・その表象
著者名等 今関敏子 /著  
出版 笠間書院 2013.10
大きさ等 22cm 431,10p 合計ページ:441
分類 915.3
件名 日記文学 , 女性作家
注記 索引あり
著者紹介 帝塚山学院大学等を経て、現在、川村学園女子大学教授。日本文学研究者。1990年度サンパウロ大学客員教授。著書に「中世女流日記文学論考」など。
内容 内容: 仮名日記文学の流れ 自我と時間 《自我》の表象 《時間》の表象 『たまきはる』冒頭部の時間認識と回想 『弁内侍日記』のコスモロジー 『弁内侍日記』における「今日(けふ)」 『弁内侍日記』における時間認識と自我 夢の表象 旅寝の夢 『更級日記』の夢 『たまきはる』の夢 『建礼門院右京大夫集』の夢 『うたたね』の夢 『とはずがたり』の夢 涙の表象 『蜻蛉日記』の涙 『讃岐典侍日記』の涙 『とはずがたり』の涙 制度と表現 『弁内侍日記』にみる危機感と表現 『とはずがたり』の達成 『とはずがたり』の通過儀礼 自己を語ることの意味
内容紹介 10世紀後半から14世紀中葉にかけて、女性作者たちは、自己を素材にして多彩な作品を残した。彼女たちはどう生きたのか。平安期から南北朝にかけて続いたひとつのジャンルとして捉え、仮名日記文学に向き合う。
要旨 10世紀後半から14世紀中葉にかけて、女性作者たちは、自己を素材にして多彩な作品を残した。彼女たちは、限られた時空で何を信じ、何に価値を見出し、置かれた状況と自己をどのように捉え、どのように生きたのか。仮名日記文学はその自己表象の一つである。個々の作品だけではなく、中古と中世を区切るのではなく、平安期から南北朝にかけて続いたひとつのジャンルとして捉え、仮名日記文学に向き合う。
目次 序章 仮名日記文学の流れ;第1章 自我と時間(“自我”の表象―仮名日記文学と自伝;“時間”の表象―解体と組み換え ほか);第2章 夢の表象(旅寝の夢(勅撰集覊旅歌の類型;紀行にみる類型と独自性);『更級日記』の夢―作品空間と存在把握 ほか);第3章 涙の表象(『蜻蛉日記』の涙―精神の変容と軌跡;『讃岐典侍日記』の涙―号泣から詩的表現へ ほか);第4章 制度と表現(『弁内侍日記』にみる危機感と表現;『とはずがたり』の達成―家と女をめぐって ほか);終章 自己を語ることの意味
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70708-6   4-305-70708-X
書誌番号 1113102533
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113102533

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 915.3/70 一般書 利用可 - 2051658437 iLisvirtual