百年の誤解 --
西部邁 /著   -- 時事通信出版局 -- 2013.12 -- 20cm -- 259p

資料詳細

タイトル 中江兆民
副書名 百年の誤解
著者名等 西部邁 /著  
出版 時事通信出版局 2013.12
大きさ等 20cm 259p
分類 289.1
個人件名 中江 兆民
著者紹介 1939年北海道出身。東京大学経済学部卒。東京大学教養学部教授を経て、94~2005年雑誌「発言者」主幹。現在、評論家、隔月刊誌「表現者」顧問。「経済倫理学序説」で吉野作造賞、「生まじめな戯れ-価値相対主義との闘い」でサントリー学芸賞受賞等。
内容紹介 “東洋のルソー”の正体は、日本の伝統に棹差そうとする保守思想家であった。近代日本思想史における俗論を糺す著者渾身の1冊。哀しきトリックスター、急進を厭う進化論、諭吉と兆民などを語る。
要旨 “東洋のルソー”の正体は日本の伝統に棹差そうとする保守思想家であった!近代日本思想史における俗論を糺す著者渾身の一冊!
目次 兆民を「もとおる」―滑稽譚で矛盾を乗り超えんとした人;心理劇「三酔人」の脚本や如何―大愚は大賢に通ず;大きくかつ長い誤解にさらされて―西洋哲学の全貌をみた者の運命;哀しきトリック・スター―認識と政治と生活を区別しなかったがゆえに;「共和制」の神髄を明察した―「君民共治」が「今ルソー」のレス・ピュブリカ;急進を厭う進化論―陽明学徒は西洋を慕いはしない;平等への「醒めた夢」―平等「主義」に走りはしなかった;直接民主制と間接民主制のあいだの境界線―その線上には高い壁がある;諭吉と兆民―かくも近い二人をかくも遠くに隔てたのは何か;金銭と異性にまつわる生の修羅場―「勇民」はそこに突き進んだ;「政治と哲学」を架橋するとは―哲人統治の幻;素朴かつ真率なナショナリスト―国民党結成という「偉大な頓痴気」;「一年半の命」―死の意味を求めて;明治の震撼を鎮めようとした十日間―兆民は無神・無霊・無自由で死に得たか;「考える葦」―これが兆民論の結語
ISBN(13)、ISBN 978-4-7887-1310-9   4-7887-1310-1
書誌番号 1113109406
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113109406

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