一八四八年、メディアと風景 --
小倉孝誠 /著   -- 白水社 -- 2014.2 -- 20cm -- 274,20p 合計ページ:294

資料詳細

タイトル 革命と反動の図像学
副書名 一八四八年、メディアと風景
著者名等 小倉孝誠 /著  
出版 白水社 2014.2
大きさ等 20cm 274,20p 合計ページ:294
分類 950.2
件名 フランス文学‐歴史‐近代
注記 索引あり
著者紹介 1956年生まれ。88年東京大学大学院博士課程中退。現在、慶應義塾大学文学部教授。専門は近代フランスの文学と文化史。著書に「歴史と表象」ほか。
内容 内容: 愚かな世紀? メディアと大衆 メディアと十九世紀フランス 新聞小説の変遷 新たな読者の肖像 風景と音の表象 視線の力学 十九世紀の音 都市の響き、産業の喧噪 革命と反動 ミシュレと歴史学の刷新 二月革命と作家たち 知の生成と変貌
内容紹介 「独裁も時には必要だ。圧制だって万歳さ」。社会主義者はなぜ独裁を容認したのか。トクヴィルからフロベール、教会の鐘から産業革命の轟音まで、「反動」の時代の基底を探る試み。
要旨 「独裁も時にはぜひ必要だ。圧制者がいいことをしてさえくれれば、圧制政治も万歳さ」。同世代の人々の「精神史」を書こうと構想されたフロベール『感情教育』には、一八四八年の二月革命下、社会主義者が地滑り的に「転向」してゆく姿が描かれている。二月革命の歴史的意味は何だったのか?社会主義者はなぜルイ・ボナパルトの独裁にすり寄っていったのか?本書は、こうした問題関心から、十九世紀を席巻したロマン主義と社会主義、そして、それらを規定したメディアとテクノロジー、風景と音に光を当てる。革命と反動が交錯した時代は、都市に「雷鳴よりも騒々しい」産業革命の轟音が響き、科学が顕揚される一方、人々は教会の「鐘」を通した身体感覚もまだ残していた。「反動」の時代の基底を探る試み。
目次 愚かな世紀?;1 メディアと大衆(メディアと十九世紀フランス;新聞小説の変遷―主題とイデオロギー;新たな読者の肖像―シューに寄せられた手紙);2 風景と音の表象(視線の力学;十九世紀の音―音の文化史序説;都市の響き、産業の喧噪);3 革命と反動―一七八九年から一八四八年へ(ミシュレと歴史学の刷新;二月革命と作家たち;知の生成と変貌―『感情教育』のなかの社会主義)
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-08345-1   4-560-08345-2
書誌番号 1113127062
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113127062

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