大石誠之助の言論とその周辺 --
辻本雄一 /著   -- 論創社 -- 2014.2 -- 20cm -- 393p

資料詳細

タイトル 熊野・新宮の「大逆事件」前後
副書名 大石誠之助の言論とその周辺
著者名等 辻本雄一 /著  
出版 論創社 2014.2
大きさ等 20cm 393p
分類 210.68
件名 大逆事件(1910)
個人件名 大石 誠之助
注記 年譜あり
著者紹介 1945年和歌山県生まれ。早稲田大学国文科卒。和歌山県南部の県立高校で国語科教師。「新高八十年史」の編纂に関与。新宮市の県立みくまの養護学校校長を最後に定年退職。89年佐藤春夫記念館開館に伴い、同記念会の理事を歴任、退職後の2007年から館長。日本文学協会などの会員。
内容 内容: 「大逆事件」と紀州新宮 禄亭と寒村 大石誠之助の言論にみる「半島的視座」と現代 「毒取る」大石誠之助と被差別部落のひとびと 禄亭大石誠之助の視た日露戦中・戦後の熊野新宮の諸相 一九〇八、〇九年における、大石誠之助と沖野岩三郎との接点 高木顕明の紀州新宮時代 「大逆事件」と成石兄弟 堺利彦(枯川)、ふたたびの「熊野行」 西村伊作・「冬の時代」その「思想的」断片 熊野における「大逆事件」余聞
内容紹介 近代日本史上、国家権力による最大のフレームアップ「大逆事件」の中心舞台となった紀州・新宮のまちと人々とを、あらゆる角度から照射。その「前夜」と「事件以後」が、豊富な資料と証言、犀利な分析によって甦る。
目次 第1章 「大逆事件」と紀州新宮;第2章 禄亭と寒村―廃娼論議をめぐっての絆;第3章 大石誠之助の言論にみる「半島的視座」と現代―「大逆事件前夜」の紀州新宮;第4章 「毒取る」大石誠之助と被差別部落のひとびと;第5章 禄亭大石誠之助の視た日露戦中・戦後の熊野新宮の諸相―『牟婁新報』紙への係わりと、書かれざりし「熊野放棄論」の行方;第6章 一九〇八、〇九年における、大石誠之助と沖野岩三郎との接点―「新宮はソシアリズムと耶蘇教と新思想との牢獄なるかも」考;第7章 高木顕明の紀州新宮時代;第8章 「大逆事件」と成石兄弟;第9章 堺利彦(枯川)、ふたたびの「熊野行」―遺家族慰安の旅の途中で;第10章 西村伊作・「冬の時代」その「思想的」断片;第11章 熊野における「大逆事件」余聞―漱石の俳句と大石ドクトル一統、そして中上文学へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-8460-1299-1   4-8460-1299-9
書誌番号 1113133748
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113133748

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