柳橋博之 /編   -- 東京大学出版会 -- 2014.2 -- 22cm -- 359p

資料詳細

タイトル イスラーム知の遺産
著者名等 柳橋博之 /編  
出版 東京大学出版会 2014.2
大きさ等 22cm 359p
分類 227
件名 イスラム圏
注記 文献あり
著者紹介 1958年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。主要著作「イスラーム家族法」「イスラーム財産法」。
内容 内容: クライニー『充全の書:基本原理の部』 / 吉田京子著 ファーラービー『諸学通覧』 / 阿久津正幸著 地方史人名録 / 森山央朗著 ジュワイニー『ニハーヤ』 / 柳橋博之著 ユースフ『クタドゥグ・ビリグ』とカーシュガリー『チュルク語諸方言集成』 / 菅原睦著 法学者間の学説相違の書 / 小野仁美著 ムハンマド・カドリー『ムルシド・アル=ハイラーン』 / 堀井聡江著 ナームク・ケマル『祖国あるいはスィリストレ』 / 佐々木紳著 セディーゲ・ドウラターバーディー作品集 / 山崎和美著 ムフタール・スースィー『治癒をもたらす妙薬』 / 齋藤剛著
内容紹介 文化的・社会的に重要なイスラーム世界の古典を精選し解説。いまだ知られざる知の遺産を紹介したブックガイド。10~20世紀に成立した未邦訳の古典につき、その内容を詳説。背景や意義もわかりやすく解き明かす。
要旨 本書は、イスラームの重要な作品をまとまった形で広く江湖に知らしめることを目的としている。紹介される作品の分野は、ハディース、法学、学問論、辞典、現代思想、文学、教育論にわたり、成立した地域も、中央アジア、イラン、イラク、シリア、エジプト、トルコ、モロッコ、アンダルスと、多岐にわたる。
目次 第1章 クライニー『充全の書:基本原理の部』―12イマーム・シーア派伝承学の基礎理念;第2章 ファーラービー『諸学通覧』―知識のネットワーク化とムスリム社会;第3章 地方史人名録―ハディース学者の地方観と世界観;第4章 ジュワイニー『ニハーヤ』―シャーフィイ一派法学の展開;第5章 ユースフ『クタドゥグ・ビリグ』とカーシュガリー『チュルク語緒方言集成』―11世紀チュルク諸語とイスラーム;第6章 「法学者間の学説相違の書」―イスラーム法の規範と柔軟性;第7章 ムハンマド・カドリー『ムルシド・アル=ハイラーン』―イスラーム法学の近代;第8章 ナームク・ケマル『祖国あるいはスィリストレ』―19世紀オスマン帝国の愛国的戯曲をめぐって;第9章 『セディーゲ・ドウラターバーディー作品集』―女子教育推進に尽力した近代イランの女性知識人と社会の反応;第10章 ムフタール・スースィー『治癒をもたらす妙薬』―モロッコ南部ベルベル人とイスラーム的知の伝統
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-026146-3   4-13-026146-0
書誌番号 1113136912
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113136912

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