古田正幸 /著   -- 笠間書院 -- 2014.2 -- 22cm -- 340,9p

資料詳細

タイトル 平安物語における侍女の研究
著者名等 古田正幸 /著  
出版 笠間書院 2014.2
大きさ等 22cm 340,9p
分類 913.3
件名 物語文学 , 女性(文学上)
注記 索引あり
著者紹介 1981年埼玉県生まれ。2012年東洋大学大学院博士後期課程修了。14年現在、東洋大学非常勤講師。主要業績「阿仏尼本はゝき木」など。
内容 内容: 侍女の諸相と表現の差異 『源氏物語』における光源氏と侍女の関係
内容紹介 「女房」「召人」「後見」「乳母」…。平安朝の物語において、侍女はどのように表現されているのか。その表現に着目することで、どのような物語の解釈を提示できるのかを探る書。
要旨 「女房」「召人」「後見」「乳母」…。侍女の様々な表現から、背後にある時代の文化と社会を理解する。
目次 序 平安物語における侍女;第1部 侍女の諸相と表現の差異(『源氏物語』における光源氏と侍女の関係―「女房」「御達」「女ばら」の表現の差異;「大人」と「童」との境界―『落窪物語』「あこき」を中心に;“召人”と『和泉式部日記(物語)』の女の差異);第2部 侍女による「後見」(平安文学における侍女の「後見」の立場と展開;紫の上幼少期における少納言の乳母の「後見」―『落窪物語』からの影響と『源氏物語』の独自性;『狭衣物語』における侍女の変容―「後見」の比較を通じて);第3部 乳母と家族との関係性(物語における宮中の乳母―『うつほ物語』今上帝の乳母を中心に;『源氏物語』における乳母一族の系譜―大弐の乳母、惟光、藤典侍から六の君へ;母親と乳母の関係―浮舟の母・中将の君と浮舟の乳母);第4部 乳母子の役割と活躍(平安時代における乳母子の語義―『延喜式』・古辞書・『源氏物語』の分析から;『源氏物語』における夕顔の乳母子たち―系図の乱れと乳母子の役割について;宇治十帖の二人の右近―同名の侍女の近侍による錯覚);宇治十帖における弁の君の立場―柏木の「乳母子」/大君・中の君の「後見」として
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70713-0   4-305-70713-6
書誌番号 1113143332
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113143332

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