尖閣への視座 --
沖縄タイムス「尖閣」取材班 /編   -- 旬報社 -- 2014.4 -- 19cm -- 280p

資料詳細

タイトル 波よ鎮まれ
副書名 尖閣への視座
著者名等 沖縄タイムス「尖閣」取材班 /編  
出版 旬報社 2014.4
大きさ等 19cm 280p
分類 319.1022
件名 日本‐対外関係‐中国 , 日本‐対外関係‐台湾 , 尖閣列島 , 漁業‐沖縄県
注記 年表あり
内容紹介 尖閣をめぐって偏狭なナショナリズムが渦巻いている。人々の切実な声を聞き、「国際益」の観点から問題解決の糸口をさぐる。〈受賞情報〉石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(草の根民主主義部門)
要旨 「領土を守れ」「中国の横暴を許すな」。尖閣問題をめぐって偏狭なナショナリズムが渦巻く。「圧力に圧力で返すのではなく、国境の海で共生できる仕組みを―」。本書には「国益」優先の影で、翻弄され、かき消される生活者たちの切実な声が詰まっている。尖閣諸島や対中国をめぐる緊張が高まる今、ナショナルな扇情に回収されない視点で解決の糸口を模索する。
目次 第1部 沖縄発 「中央」から視座を取り戻す(座談会 目線を中央から取り戻す;「中国船は怖い」「中国漁船とのトラブルで困っている」という構図にあてはめたいのでしょう(上原亀一(八重山漁協組合長));俺たちは日本に復帰する前から長年、この海を守ってきた。どんな仕打ちに遭ってもがんばってきた(具志堅用治(はえ縄漁船船長));領土問題というよりは、台湾漁船や中国漁船とのすみ分けか、共存できる環境を整えてもらいたい(比嘉幸秀(一本釣り漁師)) ほか);第2部 台湾発 国越える視座(越境者の視点で尖閣問題を捉え直す;黒潮に沿った一つの家族として台湾漁民も共存共栄を望んでいる。生存のために―(黄一成(中華民国全国漁会理事長));管理は日本といっしょにするほうがいい。台湾の漁民だけでは乱獲してしまうだろうから(張金波(宜蘭県近海漁業協会理事長));領有権争いという政治問題で、蘇澳と石垣の友好が損なわれてはならない。争いを棚上げして、資源を共有できるようにしてほしい(陳春生(蘇澳区漁会理事長)) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8451-1348-4   4-8451-1348-1
書誌番号 1113150970
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113150970

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磯子 公開 Map 319.1 一般書 利用可 - 2052499413 iLisvirtual
港北 公開 Map 319.1 一般書 利用可 - 2054049296 iLisvirtual