想起詞で読み解く枕詞 --
坂田隆 /著   -- ビレッジプレス -- 2014.4 -- 19cm -- 207p

資料詳細

タイトル ちはやぶる・さねかづら
副書名 想起詞で読み解く枕詞
著者名等 坂田隆 /著  
出版 ビレッジプレス 2014.4
大きさ等 19cm 207p
分類 816.3
件名 枕詞
注記 文献あり
要旨 “神武天皇がその山の埴土を取り寄ろふ”といえば、日本書紀の伝承を常識とする万葉歌人なら「天香具山」を想起した。「取り寄ろふ」は想起詞である。従来、万葉集などの枕詞の多くは典拠不明とされていた。本書は、“想起詞の典拠・由来は古事記・日本書紀の伝承や既存歌にある”と提起する。
目次 取り寄ロふ天香具山・なま詠みノ甲斐ノ国―伝承系;わたつみノ豊・はしたてノ熊―人名系;錦紐解きさケて・梓弓音―既存歌系;吾が夫子が来ベき宵なり笹が根ノ蜘蛛;山たづノ迎ヘ・さゝがにのくも―一音改変系;いははしる神なビ―末尾無用系;宮人響む里人モゆメ;さなかづら・さねかづら―暗示系;さねさし相武;ちはや人宇治ノ渡りに;ちはやぶる神;さす竹ノ君―聖徳太子のいう「君」とは誰か;妹らがり今木ノ嶺―助動詞「む」の脱落;足引キノ山田・百敷キノ大宮人―上代特殊仮名に関わる想起詞
ISBN(13)、ISBN 978-4-89492-192-4   4-89492-192-8
書誌番号 1113152051
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113152051

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