類聚と編纂の日本文化 --
国文学研究資料館 /編, コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所 /編   -- 勉誠出版 -- 2014.6 -- 22cm -- 409p

資料詳細

タイトル 集と断片
副書名 類聚と編纂の日本文化
著者名等 国文学研究資料館 /編, コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所 /編  
出版 勉誠出版 2014.6
大きさ等 22cm 409p
分類 910.2
件名 日本文学‐歴史
内容 内容: 断片から集へ 「日記」と「歌」 / 今西祐一郎著
内容紹介 「集める」ことによって書物を作るという営みは、先行するテキストを切り刻み、断片化する行為を随伴しながら、日本文化の中で長い歴史をもっている。この知の再生産の営みに着目し、日本文化の特質を炙り出す。
要旨 『万葉集』をはじめ、日本の古典籍には「―集」という標題をもつ書物が大量にある。短い作品や断片(Fragment)を集成し、一つの著作や集(Collection)にまとめる手法は、日本文化の特筆すべき編成原理であるといえる。この類聚・編纂という行為は、一方では知を切り出し断片化していくことと表裏を為す。すなわち「断片」と「集」の相互連環が新たな知の体系を不断に創り出していくのである。古代から近代にわたる知の再生産の営みに着目し、日本文化の特質を炙り出す。
目次 1 断片から集へ―再構成される時空(「日記」と「歌」―平安仮名日記の「集」と「断片」;断片としての集―『和漢朗詠集』をめぐって;断片の集積体―「古筆手鑑」という存在 ほか);2 体系化される「知」―百科思想と類聚編纂(知識の整理と形体化―比較論的観点から;日本中世禅僧による日本漢詩のアンソロジー;近世日本の百科思想の芽生え―和漢三才図会の構成と出典の一考察 ほか);3 断片のディスクール―きれはしに宿るもの(百首歌を詠む内親王たち―式子内親王と月花門院;『建礼門院右京大夫集』における断片―題詠歌群の機能;断片としての「文」―西鶴と書簡体物語 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-29071-1   4-585-29071-0
書誌番号 1113168076
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113168076

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