市民教育から読み解く -- Minerva西洋史ライブラリー --
森田猛 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2014.6 -- 22cm -- 288,31p

資料詳細

タイトル ブルクハルトの文化史学
副書名 市民教育から読み解く
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー
著者名等 森田猛 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2014.6
大きさ等 22cm 288,31p
分類 289.3
個人件名 ブルクハルト,ヤーコプ
注記 文献あり 著作目録あり 索引あり
著者紹介 1990年同志社大学大学院文学研究科博士課程後期中退。現在、兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授。主著「スイス史研究の新地平-都市・農村・国家」「「ランケとブルクハルト」再論-普遍史をめぐって」「ブルクハルトと歴史研究の社会的機能-歴史協会擁護論を手がかりとして」。
内容 内容: 教育としての歴史
内容紹介 ヨーロッパでナショナリズム運動が激化した革命の時代に、小国スイスの歴史家ブルクハルトは歴史をどう見たのか。ブルクハルトの文化史学を貫く「市民教育」の視点からその歴史観を捉え直す、初の本格的研究。
要旨 ヨーロッパでナショナリズム運動が激化し、イタリアとドイツ、二つの国民国家が誕生した革命の時代に、小国スイスの歴史家ブルクハルトは歴史をどう見たのか。歴史の弊害を説いたニーチェが、ブルクハルトに注目したのはなぜか。本書は、ブルクハルトの文化史学を貫く「市民教育」の視点から、その歴史観を捉え直す。「近代歴史学の父」ランケに師事し、スイス・バーゼル大学にて文化史・美術史の二つの領域で教育を実践、「歴史学とは何か」という問いを探究してきたブルクハルトの思想の全体像を描く一冊。
目次 序章 教育としての歴史―二〇世紀的受容を超えて;第1章 市民の教育者としてのブルクハルト―「自伝」再読;第2章 革命時代の人間―「オプティミズム」の時代と新しい「自由」;第3章 ランケの遺産と近代歴史学―プロフェッショナリズムの時代;第4章 ニーチェへの応答―「ディレッタンティズム」と「歴史病」;第5章 普仏戦争期の文化史学―ペシミズムの復権;第6章 人間精神の危機;終章 歴史研究から歴史教育へ;補章 革命時代の「指導者」としてのルネサンス
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07091-6   4-623-07091-3
書誌番号 1113170646
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113170646

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