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【図書】 死の棘・アスベスト

作家はなぜ死んだのか --
加藤正文 ／著   -- 中央公論新社 -- ２０１４．６ -- ２０ｃｍ -- ２５２ｐ

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タイトル 死の棘・アスベスト
副書名 作家はなぜ死んだのか
著者名等 加藤正文 ／著  
出版 中央公論新社 ２０１４．６
大きさ等 ２０ｃｍ ２５２ｐ
分類 519.3
件名 石綿 , 大気汚染
注記 文献あり
著者紹介 １９６４年兵庫県生まれ。大阪市立大学商学部卒。８９年神戸新聞入社。経済部、北摂総局、阪神総局などに勤務。論説委員兼編集委員をへて２０１１年から経済部次長。著書に「工場は生きている－ものづくり探訪」など。
内容紹介 作家の藤本義一氏の死因はアスベスト。しかし本人に覚えはない。阪神大震災の被災地での吸込か。労災・工場公害という狭い範囲にとどまらない、誰にでも襲いかかる可能性のある近代日本の宿痾の実態に迫る。
要旨 かつて「奇跡の素材」と喧伝されたアスベスト（石綿）は、有害な「悪魔の素材」にもかかわらず、世界各国で大量使用されてきた。髪の毛の五〇〇〇分の一の微細な繊維は、吸引すると長い潜伏期間をへて中皮腫や石綿肺などの病気を引き起こすリスクがある。しかし、国は「管理して使えば安全」として十分な規制を怠ってきた。その結果、大勢の市民が犠牲となり、いまも危険にさらされ続ける。作家・藤本義一氏の中皮腫死は何を伝えるのか。大震災のがれき処理はどうだったのか。兵庫・尼崎、大阪・泉南、そして欧米、アジアなど国内外の「石綿都市」の現状は…。明日の被害を防ぐには、患者を掘り起こし、石綿が舞った過去と現在をつながなければならない。アスベスト公害はまだ終わってはいない。石綿が舞った過去と現在をつなぐ渾身のノンフィクション。
目次 第１章　作家はなぜ死んだのか；第２章　埋め込まれた「近代」；第３章　無告の民；第４章　工都の激甚；第５章　グローバル汚染；第６章　決定的な失敗；第７章　繰り返される過ち；第８章　生者のために
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004601-8　　 4-12-004601-X
書誌番号 1113174162
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113174162

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中央 書庫 519.3/109 一般書 利用可 - 2052759253 iLisvirtual

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