エクス・リブリス --
ポール・ユーン /著, 藤井光 /訳   -- 白水社 -- 2014.7 -- 20cm -- 256p

資料詳細

タイトル かつては岸
シリーズ名 エクス・リブリス
著者名等 ポール・ユーン /著, 藤井光 /訳  
出版 白水社 2014.7
大きさ等 20cm 256p
分類 933
注記 Once the shore.の翻訳
著者紹介 【ユーン】1980年ニューヨーク生まれ。2002年ウェズリアン大学卒、作家として活動を開始。05年本書の表題作となる短篇「かつては岸」を発表、翌年の「ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズ」に選出される。09年短篇「そしてわたしたちはここに」がO・ヘンリー賞受賞。
内容 内容: かつては岸
内容紹介 韓国南部の架空の島ソラに暮らす人々、日本からの移民、アメリカ兵たちのささやかな人生。静謐な筆致で奥深い小宇宙を作り出す、韓国系アメリカ人作家による珠玉の連作短篇集。O・ヘンリー賞受賞作も収録。
要旨 「かつては岸」:島のリゾートホテルに滞在するアメリカの未亡人と、その給仕を務める半島出身のウェイター。それぞれ大切な家族を亡くした二人が抱える悲しみは、やがて島の岸辺で交錯する。「残骸に囲まれて」:1947年春。アメリカ軍による軍事演習が続くなか、島のそばに爆弾が投下される。行方不明の息子を探して、老夫婦は日本軍が遺棄していったトロール船に乗り、海に向かう。「彼らに聞かれないように」:今も現役で海に潜るベテランの海女アーリム。彼女のもとを、近所に住む日本人移民の息子が訪ねてくる。日本占領下の記憶を抱えるアーリムと、事故で片腕を失った日本人の少年は、世界や国籍を越えて心を通わせていく。「そしてわたしたちはここに」:関東大震災で孤児となり、日本から島の孤児院に送られた美弥。太平洋戦争後も島にとどまり、朝鮮戦争の野戦病院で働いている。そこに、かつて孤児院での日々をともに過ごした淳平が負傷兵として運び込まれたことをきっかけに、彼女の日々に変化が生まれていく。新世代の韓国系アメリカ人作家による、“O・ヘンリー賞”受賞作を収録したデビュー連作短篇集。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09034-3   4-560-09034-3
書誌番号 1113174552
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113174552

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山内 公開 Map 933/ユ 一般書 利用可 - 2052548872 iLisvirtual