湘煙・らいてう・漱石 --
関口すみ子 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2014.6 -- 20cm -- 336,2p

資料詳細

タイトル 良妻賢母主義から外れた人々
副書名 湘煙・らいてう・漱石
著者名等 関口すみ子 /〔著〕  
出版 みすず書房 2014.6
大きさ等 20cm 336,2p
分類 367.21
件名 女性‐日本‐歴史‐近代 , 女子教育
個人件名 岸田 俊子
注記 索引あり
著者紹介 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、法政大学法学部政治学科教授。専攻はジェンダー史・思想史。著書に「御一新とジェンダー-荻生徂徠から教育勅語まで」など。
内容 内容: 湘煙・岸田俊子 らしうせよ
内容紹介 「良妻賢母」は明治期に作られた新しい概念だった。大日本帝国の女子教育と家族制度の基本理念となった「良妻賢母主義」から外れた人々の活躍を軸に、近代日本とジェンダーの関係を明らかにする。
要旨 明治・大正・昭和に至るまで女子教育の基本理念となった「良妻賢母主義」はどのように確立されたのか。規範を外れた人々の活躍を追い、国家と女性の関係を解き明かす。
目次 第1部 湘煙・岸田俊子―規範を越える女(「らしうせよ」―規範をめぐる攻防;集会条例違反とされた演説―「函入娘」再考;湘煙は「男女同権」を主張したのか―「同胞姉妹に告ぐ」再考;女の教育―岸田俊子を読み直す;女の文体―漢文脈で書く女への集中砲火;岸田俊子の表象―「同胞姉妹に告ぐ」という神話);第2部 湘煙かららいてうへ―女子教育をめぐる攻防(良妻賢母教育・良妻賢母主義の成立;らいてうの到来);第3部 漱石、新しい男へ(個人的な新聞小説―漱石の「意中の人」;ぶつかり合う夫婦と、過去からの来訪者―「道草」にみる妻の意味;「新しい妻」と「美しい女」―決着としての「明暗」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07839-5   4-622-07839-2
書誌番号 1113175095
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113175095

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